「いつまで続ける青い理想思考」惡の華 さんにん@㌦㌦さんの映画レビュー(感想・評価)
いつまで続ける青い理想思考
漫画も詩集も未読。他人との比較の上に成り立つ劣等感や自己否定、その反動での他人を認めたくない意固地な浅はかな思考。すべては承認欲求から来るもの。
そんな個人の考えを他の人に求めること自体、弱さの現れ。自己完結できないからとはいえ他人を巻き込み、巻き込まれた方も簡単に承認するあたり、共感できず。
誰しも10代には自己否定や羨望は多かれ少なかれ経験するであろうが、正直それで最後まで押し通すのは、数多の辛酸をなめた大人には退屈すぎて、つまらない。
変態という概念すら、解釈によっては、誰しも持っている要素でしかない。
期待したタイトルすら陳腐に思えるほど。
唯一惡の華の目が、玉城ティナの目と同じところが共感できたところかな。10代向けの映画かな。
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