「全てにおいて井口昇監督節がありません・・・・残念です」惡の華 sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
全てにおいて井口昇監督節がありません・・・・残念です
毎年1本、井口昇監督の作品を楽しみにしています。
本作品も半年程前から知っていて、公開を楽しみしていました。
「電人ザボーガー」の時も余すことなく井口節を炸裂してくれたので、本作品にしても何の心配もしないで見に行きました・・・・
正直、本作品、全てにおいて井口昇監督節がありません・・・・残念です。
本作品、コミックの原作があるのだが、井口さんがとるのなら、井口さんなりの解釈で撮って欲しかったな・・・
これだと、誰が監督しても良かったんじゃないかな・・・・
井口作品の良い所は、松田優作さんの「探偵物語」やビートたけしさんや明石家さんまさんの「ひょうきん族」のように、作り手も楽しんで作って、それを見るこちらもその楽しさを感じながら見れる不思議感がいいんだけどね・・・・
井口監督をよく変態監督と言われますが、変態監督と言うよりも、上手く言えませんが、ギャグマンガを作るニュアンスで映画作る。
そこが彼の良い所・・・・・
とにかく、井口節はない、何時も脇役はいない、上映時間は長い・・・・残念の一言・・・・
井口監督の次回作品に期待します・・・・
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