ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
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アニャかわいいよ
超アップの多様とオチ、そして画面いっぱいのエンドロール。これスマホ観賞用に作ったかな?
中身は「スプリット2」マカヴォイの高座が延々と、、
2人のベテランがもはや老害化、役のキャラクターが全然入ってこない。
アメコミ映画全盛時代になって置いてきぼり食ったシャマラン、さぞ悔しかろ。反発心の地味バトル。
残念ながら眠気との闘いを強いられました。
19年を経て完結
Marvel映画も見てみようかしら
約20年の月日を費やしここに完結!
ミスターガラスって邦題で、観てみたいって人は少ないかも!?
アンブレイカブルとスプリットを観てなきゃまったく??になるでしょうね^^;
アンブレイカブル→スプリットと繋がるシャマラン監督の3部作完結編!
豪華な俳優さん演じる異常者が、実はスーパーヒーロー的!?な特殊能力の持ち主で、政府はそれをひた隠しにするってお話。
一昨年観たスプリットは、ジェームスマカヴォイの多重人格を演じる姿が強烈でしたが、今回は更に磨きのかかった演技で怖いくらいでした。
コスプレしたスーパーヒーローではない姿ではありますが・・・
ジェームスマカヴォイは、X-MANのプロフェッサーXで、サミュエルLジャクソンは、アベンジャーズのニックフューリーってのが、アメコミ映画好きにはある種のツボw
☆3.6
大ウソツキのシャマラン監督が帰ってこない!
90年代から00年代にかけて、毎度毎度の壮大な仕掛けのネタバレにあんぐりしていたが、それでもシャマラン映画はとても面白かった。大ウソつかれてもホントかもと思わせてくれる演出力があった。
『シックス・センス』『アンブレイカブル』『ヴィレッジ』『サイン』等である。
それ以降の『エア・べンダー』『レディ・イン・ザ・ウォーター』『アフター・アース』『スプリット』なんて、何か起こる、何かが隠れていると見せかけておいて、実際は何も起きないし、何も隠れてないんだから、全く騙されて呆れは果てた。期待して損をした。
面白かった『アンブレイカブル』×騙された『スプリット』、掛け合わせるとどうなるか、が最大のポイントだった。
しかし、不死身の男デビッド・ダンは年老いて、多重人格者ケビンは超人ハルクになって、スーパーヒーローの創造者ガラスは掌でふたりを操ることができなくなって。。
そんでもって結末はこうなるの?
まさかの大傑作
あなたの願いを叶える映画
極々控えめに言って最っっっ高だった。
シャマラン映画は、こういうものが好きなんだけど、や、こういうのがあったらいいのに、をとても誠実に映画にしてくれるよ。
そしてその誠実さに何らかのブレーキが掛からないとき、カタルシスとしか言えないぶっ飛んだ映画になるなー。
もう観ながら声だして笑っちゃったよ、ブレーキ踏まなすぎて。
ミスターガラスの胸に付けている「MG」のアクセサリー、キラキラしてて良かったな。
あれ、きっと本人かママが作ったんだよな、と思う瞬間にそのアクセサリーのキラキラ具合が眩し過ぎるよな。
グッズで販売してたら3個くらい欲しかったけども、売ってませんでした。
アクションシーンは顔アップの連続だったり、変身するときにやけに引きの画だったりして、そういうのもたまらないよ。
あと、シャマランってモニターの映像の使い方が最高に上手いよね。
リアルよりリアリティ。
もう一度、最っっ高!
タイトル通り底の浅さが透けて見えます
フィラデルフィアの精神病院で厳重に隔離された3人の男達。触れるだけで悪事を完治する不死身の男デイヴィッド、人知を超えた身体能力を秘めた多重人格者ケヴィン、そして類い稀な知能を持ちながらガラスのように脆い肉体を持つイライジャ。精神科医のステイプルは彼らの能力についてある仮説に基づく研究を進めるが・・・。
シャマラン監督お得意のどんでん返しは確かに意外といえば意外ですが、個人的にはスベっていたと思います。『アンブレイカブル』は実はヒーローものでした、『スプリット』は実はモンスターものでしたという話でその続きとなると2人の対決を期待するし、それは序盤から延々匂わせるし実際戦いはするんですがどこにもカタルシスがなくて物足りないです。
結局彼ら3人の共通点は幼少期のトラウマでしたという話も新味がないし、何度も何度もコスられるフィラデルフィアに建設中の超高層ビル“大阪タワー”、そのネーミングがもうダメなのは大目に見たとしてもそもそも重要でも何でもない。普通に終わるわけがないと覚悟して鑑賞していましたが、ここまでスカスカだとさすがに困惑しました。思えば『アンブレイカブル』はMCU夜明け前の作品、その後バラエティに富んだヒーローものやヴィジランテものが作られていてそれらとは全く異なるテイストをいやでも期待してしまうわけで、ついこないだブルース・ウィリスは『狼よさらば』のリメイク『デス・ウィッシュ』でクラシックなヴィジランテ、ポール・カージーを演じたばかり、今回のブルース・ウィリスがほぼ同じ演技というのは何を演じてもジョン・マクレーンにしかならない力量は贔屓目に見たとしても余りにも芸がなさすぎるし、終始生気のないサミュエル・L・ジャクソンもまあそういう演出なのでしょうが手を抜いているようにしか見えませんでした。
それでもギリギリスクリーンにポップコーンを投げつけずに済んだのはジェームス・マカヴォイの演技があったから。『スプリット』でも巧みに複数の人格を演じ分けてはいましたが、本作ではそれが芸術的に研ぎ澄まされていて圧巻でした。とはいってもそんな名人芸は確固たる演出があって映えるもの。そこはシャマラン監督の不器用さが裏目に出てしまったのかキャラがぽっかり浮いてしまった印象。
結局どんでん返しを引っぺがすと抑揚のないのっぺりした話で、3作それぞれのサブキャラに華を持たせることも出来ず、どんでん返しという一発ギャグに頼ってしまった残念な仕上がり、自ら詰め込んだお約束に足を掬われてしまったのが悔やまれます。そんなお約束が何にもない『ヴィジット』が爽快だったので、こんな連作ではなく地味で低予算な作品を以降沢山撮ってくれればいいと思います。
自分的にはとても良かった!
わかりませんでした。
マーベル映画はプロレス。シャマランのリアルヒーローは総合格闘技。
いまだに"「シックス・センス」の~"、という修飾が消えない M・ナイト・シャマラン監督。そのシャマラン監督がまさに20年前「シックス・センス」(1999)と同時期に制作した「アンブレイカブル」(2000)の完結編である。
「アンブレイカブル」はシャマランの描くアメコミヒーロー誕生のリアルドラマだったが、当時、作品評価はあまり高くなかった。そしてその信念は20年後まで貫かれることとなった。
当時、"アメコミヒーロー像"の意味合いは今とは大きく違っていた。スーパーマンやスパイダーマン、バットマンにしても、ヒーローは無敵な能力を持った正義の味方でいるだけでよかった。
それに対してシャマラン監督は、"もし本当に無敵な男がいたら・・・"という仮説をリアルに追求した。現実に、無敵の能力者がいたら怖いし、みずから正義を訴えたとしても、周りの人間は簡単に信じるだろうか? そんなリアリティが「アンブレイカブル」だったのである。
男は自分の能力に気づかず、やがてそれに覚醒していく。そして、そんな観客にはいまいち伝わらなかった。
しかし今や、MARVELやDCコミックスの実写映画が次々とシリーズ化され、そのヒーローたちは活躍するだけでなく、自分の能力と人々の違いに悩む。その能力ゆえに人間によって差別・抑圧されたり、人間や地球を救うことの意味合いに疑問を持つことなどが描かれている。
悩めるヒーロー像は、クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」(2008)によってメジャー化された。つまりシャマランの「アンブレイカブル」(2000)は、あまりにも早すぎた。
最新作タイトルの"ミスター・ガラス"とは、「アンブレイカブル」に登場するサミュエル・L・ジャクソン演じる"イライジャ"のことである。また「アンブレイカブル」で登場する不死身のデヴィッドは、当時、人気も無敵だったブルース・ウィリスが演じた。
イライジャは骨形成不全症という先天性の難病を患い、些細なことでも骨折してしまうほどの脆弱な身体の持ち主。そして"ミスター・ガラス"とよばれた。イライジャは自らの脆弱性ゆえに、無敵のアメコミヒーローに憧れ、ホンモノの完全無欠ヒーローを求めて、デヴィッドを見つけ出した。
また、さらに今回の「ミスター・ガラス」にたどり着く前に、シャマランは「スプリット」(2017)で、もうひとりの無敵な能力者を創っている。
「スプリット」は24の人格を持つ、解離性同一性障害(いわゆる多重人格)の男・ケビンを主役にし、彼が引き起こす女子学生監禁犯罪を描いたスリラーである。女性や子供を含む、24もの人格を見事に演じきった、ジェームズ・マカボイが大絶賛された作品だ。
一見すると、単体で完結しているような「スプリット」だったが、そのエンディングで、デヴィッド役のブルース・ウィリスの出演シーンがある。つまり本作への前振りが行われているのだった。
不死身の肉体を持つデヴィッドと、デヴィッドを見いだしたイライジャ、そしてケビンの多重人格のひとつである"ビースト"が、激しく対立する。
そのとき、普通の人間たちはどう対処するか・・・もちろん"精神病院"対応である。3人を監禁して、精神科医のステイプルが、すべて彼らの妄想であることを証明しようとする。とても自然な判断である。
しかし、能力者が本当にいたら・・・という仮定を描くのが、この映画のリアリティなのだ。正義のヒーローがヴィラン(悪)に勝利して終わったりはしない。
3人の能力者が、ふつうの人間たちによって翻弄される。
本作品の思想はある意味で、「X-men」シリーズの先取りでもあった。むしろシャマランは意図的にそうしたのかもしれないが、24の人格を持つケビンを演じるジェームズ・マカボイは、「X-Men」シリーズでやはり能力者チャールズ(プロフェッサーX)を演じている。
また「アンブレイカブル」からはじまる3部作は、流行りのアメコミシリーズが展開するスピンオフ作品や、"正義 VS 悪"の構図を揶揄している。
本作がリアルなスリラーであることには間違いない。しかし面白いかといわれると、それは別の問題である。
アメコミ映画の魅力は、プロレス的な興行演出なのである。アメコミには、悩めるバットマンはいるものの、一方でカッコいいバットモービルで駆け抜ける派手なシーンに興奮するのである。ちょっと間抜けで勝てそうなヴィランとも戦う。そんな夢にフィギュアも集めたくなる。
「アンブレイカブル」の目指すものは違うと分かっていても、本作のエンディングで強烈な現実がさらに浮き彫りになる。いわゆるアメコミ映画が"プロレス"だとすると、本シリーズは"総合格闘技"なのである。
無敵なはずのヒーローの最後はあっけなく寂しい。そんな現実、ほんとは見たくない。
(2019/1/18/TOHOシネマズ日本橋/シネスコ/字幕:表示なし)
中途半端な終わり方でちょっと消化不良❗
タイトルなし(ネタバレ)
☆☆★★★
映画のラストで。マーベル映画を始めとする、コミックヒーロー映画に対するアンチテーゼを掲げるのには同意する。
但し…!
それは、しっかりとした作品を提示してこそ…と言えるんじゃないのか?
ファンならば堪らんのかもしれないが。観ている間中、自作に突き付けられた批判に対する言い訳を、延々としている 風 にしか感じられなかったのだが…。
そんなのは…いらん( *`ω´)
2019年1月19日 TOHOシネマズ六本木ヒルズ/スクリーン1
中々良かった!
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