「あれ?」ミスター・ガラス masakingさんの映画レビュー(感想・評価)
あれ?
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シックスセンスの衝撃が忘れられず、その後もそこそこのどんでん返しで楽しませてくれたシャマラン作品。
しかも今回は、19年越しの2作のスピンオフというか続編。
ハプニングやヴィジットで復活した感があったので、タイミング的にも期待が高まったが、ちょっと肩透かしを食らったように感じた。
ひとつだけ興味深かったのは、手首にクローバーの刺青をした影の組織。
陰謀論など信じてはいないが、オカルトととして楽しんできた身としては、異能の人間を使って暗躍するのとは逆の仕事をしている逆説的な設定が、その辺の行政組織のイメージと重なって、シャマラン流の皮肉に感じられた。きっと監督自身がオタクとして異端視され続けてきた経験でもあったのかだろうか。そう考えると、登場人物へのひとかたならぬ愛着が感じられて、ドキドキよりもホッコリしてしまった。
ただ、監視カメラがらみのどんでん返しは、あれ?それだけ?と…。
きっとまた次もみるんだろうけれど、もう少し頑張れ!僕らのシャマラン!
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