「アイアムアヒーロー」ミスター・ガラス かさでみーさんの映画レビュー(感想・評価)
アイアムアヒーロー
先日、霊長類最強と言われたレスリングの吉田沙保里さんがレスリングを引退した。引退理由は「レスリングをやり尽くした」と語っていた。しかし、それは本当だろうか?インスタやテレビで見かける近頃の彼女は綺麗になっている。レスリングをする事よりもメイクやファッションを楽しむ事が、止められなくなったのではないのか?誰かが彼女に入れ知恵や差し金をしたかのように。しかし、そんな入れ知恵する必要があるのか?あるかもしれない。なぜなら、このまま彼女が強くなれば常識では考えられない力を発揮して・・。
そして、毎回新たなステージが設けられる『SASUKE』。最終ステージをクリアする強者はなかなか現れない。しかしながら、あらゆるステージをクリアしていく身体能力の高い猛者たちを見ていると、まるでヒーローのようにも感じる。
『ミスター・ガラス』を見終わった後の現実世界。その世界の常識と思っていた事に対して、実はとんでもない力が動いているのではないのか?疑ってしまう。
MARVELのようにアメコミのキャラクターを実写するのでなく、シャマランはコミックの世界を実写化させた。
神や宇宙人とかと街を壊滅させて戦う等身大のヒーローに何を求めるのか?苦悩や葛藤、使命感?もう現実離れの領域を超えている近年のヒーロー映画の中、シャマランは俺を現実に戻してくれた。
ヒーローは身近にいる、かもしれない。そして、自分こそヒーロー、かもしれない。
そういう夢を取り戻してくれた。
ウサイン・ボルトがこのまま新記録を樹立続ければ、フラッシュになるかもしれない。しかし突然のドーピング疑惑が生じれば・・そこには何らかの力が働いて・・。