殺さない彼と死なない彼女のレビュー・感想・評価
全179件中、81~100件目を表示
恋愛もの、青春ものを苦手な人にはお薦めしませんが、私にはかなりガン...
恋愛もの、青春ものを苦手な人にはお薦めしませんが、私にはかなりガンガン響きましたよ~!近年観た高校生もの(あえてくくります)ではいちばんと言ってもいいくらいに楽しめたし観終わったあとの感覚が良かったな。
多くは語れないけど、「今風のよくある展開じゃん!」って言われたくない映画
半分以上意味が分からなかった
突然別のドラマが始まったかのようなぶつ切りとも言える繋ぎはまぁ後から分かるのだろうなと思いながら見ればいいのだが、
登場人物たちの言動の意味がさっぱり分からないまま終盤に突入していくさまは本当に分けがわからない。
それぞれの人物にまったく脈絡がない。
死にたい女はなぜ死にたいのか。
男はなぜ死にたい女にかまうのか。
この二人のやり取りが意味不明。
地味子ちゃんがなぜきゃぴこちゃんの近くにいるのか。
撫子と八千代の関係も意味不明。
殆どが意味不明なのに最後だけ普通の人間のやり方になっている。
なんとなく分かったような気になって泣けるのは分かるが、登場人物に関しては意味が分からない。
でも役者さんはとっても良かった。
みんなこの映画に合ってたし癒やされた。
学生の恋愛ものとかじゃない
なかなか得がたい体験…
未来の話をしよう
評価が高く気になっていたのでやっと見てみました。
高校生くらいの恋愛とか人生、人生に占める恋愛って感じかな、が伝わってくる映画で結構キュンキュンしました、笑。女優たちがうまい、ってわけでもないんだろうけど、なんだろう、三者三様のかわいさというか、魅力があってよかったなーと思います。
不安定な高校時代の恋愛を見てなんか元気をもらったような、ところどころに入ってきた未来の話をしようという言葉で、先のことはわからないけどポジティブに明るい未来を考えて生きてこう、そんな気持ちにさせてもらったかなと思います。好きな人には言えるうちに好きって言おうみたいなね、そういうシンプルな前向きな気持ちを受け止めてみました。
ストーリー展開は後半入り込めない人もいるだろうなとは思いますね。泣かせにいってるのかわからないけど、強引で、受け止められるかは別れる気はしますが、まぁ高校生気分で一旦素直に受け止めてみれば、よい映画だったかなと思います。
監督の拘りが見える作品。まだまだ見足りない。
愛おしい群像劇
元々原作をTwitterで知り、漫画本を購入した世紀末さんのファン...
元々原作をTwitterで知り、漫画本を購入した世紀末さんのファンです。
4コマ漫画で号泣したのは初めてでした。
かわいらしい絵なのに内容が人間味たっぷりで、なんとも奥深くて大好きです。
話の展開は原作とそれほど変わりなく、おさらいしているようで、気づいたら胸いっぱいで思い出し泣きしていました。
終盤にかけて、声を出して泣きそうになるのをこらえるのに必死で嗚咽するほど…
改めて大事な人を大事に思うことの大切さや、今までの自分のおろそかにしていた部分に気づけます。
ただ、実写であの世界観を表現するとなるとリアルさに欠ける…といった印象でした。
個人的には「地味子」と「きゃぴ子」の名前が特に目立って話が入ってきづらいと感じたので、「君が代→撫子」のように変更しても良かったと思います。
一人ひとりのキャラが確立されているので、名前が変わっても判断しやすいでしょうし…
序盤から中盤にかけては、撫子と八千代の演技に違和感がありむずがゆかったです。
これは原作を知っているからこその感想かもしれませんが…
キャラクターの個性や話し方、雰囲気はそのままで、現代のリアルな若者の話し言葉(語尾を変える等)を用いたら、世代関係なくもっと共感される作品になると思います。
この映画で初めて作品を知った方は、原作を読んでから見ることをおすすめします。
最初の30分はただただ漫画の内容に沿って展開されていくので、原作を知らない同行者は退屈そうでした。
ただ、エンドロールが流れる頃にはいいものを観た、と思えるはずです。
もうすぐ2019年も終わってしまいますが、振り返ると今年一番泣いた映画かもしれません。
夜観ると翌朝パンパンに目が腫れる可能性があるので、気をつけて下さい(+_+)
いつでも未来に向かっている
時系列が分かりにくくて…
原作、未読です。原作を既読の方は、どう思ったんでしょうか。そして、未読の方は、これ…共感できる人いるんでしょうか。
間宮祥太朗くんと桜井日奈子ちゃんのダブル主演と言いますが、恒松祐里ちゃん堀田真由ちゃん、ゆうたろうくんと彼女の三組のストーリーが同時に進められるんですよね。上映が終わってから気付いたんですけど、ゆうたろうくんが見ていた YouTube らしき動画で殺されたのは、間宮祥太朗くんだったんですね。…という事は、同時進行と思っていたけど、違うってことか?って思い、ますます訳が分からなくなりました。
三組のカップルのそれぞれの会話とか好きでした。個人的には、きゃぴ子が好きでしたね。それから、ゆうたろうくん、とっても可愛い男の子だった気がしたんですが…。学生服が、彼のキャラを殺しちゃいましたかね。エンドロールで、名前を確認しちゃいました。こんなに、ぽっちゃりした子だったかな?って思いながら見てました。
2019年ベストムービー!⭐️✨
浮遊する…浮遊する…ことばが…、
でも、良かった、この映画。
自分が高校生の頃はもっとアホでしたが、この作品の人物たちの不安や"心ここにあらず"という感情に、共感できました。
*夢の中で再会するシーンには、泣かされました( ; ; )
もっと多くの人が見るといい
☆☆☆★★★ いわゆる《時かけ》系の、胸キュンキュンしてしまう作品...
☆☆☆★★★
いわゆる《時かけ》系の、胸キュンキュンしてしまう作品ですね。
ブレまくるカメラ。説明過多な独白等、個人的には納得行かないところも多いのですが…。
でもこの映画には、〝 明日に繋がる何か 〟が存在している。
後半は怒涛の涙腺大崩壊映画でした。
尤も、おじさん的には歳を取ると。〝 何か 〟を予感させてくれる表現にこそ〝 グッと 〟来るお年頃だけに、この程度では泣きませんけど。
でも、こんなストレートに来られたら。そりや〜若い人には刺さりまくるよなあ〜(u_u)
2019年12月 11日 シネクイント
おじさんだって!
原作は未読。
正直完全なるノーマークだったが、フォローしてるレビュワーさんたちの評価が軒並み高いので観ることに。いやー、やられました。
間宮くんと桜井さんの会話はキツい言い方ながらほのぼのする雰囲気がいいなぁなんて思ったし、楽しかった。
出てくる3組の2人の話が絡んでいかないので、群像劇のようなものなのかと思いつつ、あそことあそこが絡んでないからこうなんだなとか、なるほどこんな感じでミスリードしてるんだねなんて考えながら観てたら本当に考えてた通りになってしまった。
でも、ここからがこの映画のすごいところ!そんな展開を予想したからって何?、そんなの関係ないねと言われているかのようにガンガン私の胸をえぐってきた。いろんな意味で考えさせられたし、なんでもっと若いときにこんな映画作らなかったのよ!と思ってしまった。そりゃ、若い女性なら号泣でしょうよ。おじさんだって泣くわ!
音楽目当てで見にいったのだが。
全体的に良く出来た作品です。 ストーリーも作りも最高です。 笑い&...
全体的に良く出来た作品です。
ストーリーも作りも最高です。
笑い&涙&温もり。
全体を通して、静かで穏やかな空気感。
その空気感の中で、男女、男女、女女 の3つの組み合わせの 各々何らかの形で拗らした系の高校生達が、間を置きながら交互にストーリーとして表現されているのだけれど、いずれも、都度都度かなり面白くて笑える。(拗らした理由もまでも、ちゃんと表現されてる。)
ただ、コメディ系のみで終わらない所が、またこの映画の見所。
後半、1組の男女に、ショッキングな出来事が起きると共に、その3つの組み合わせの高校生達は、繋がりがあることが判明。
鹿野を演じる 桜井日菜子ちゃんの涙と同時に、気持ちが理解できるので、私自身も涙をタラタラ流してしまった。
ラストの締め方も、温かい空気で非常に良かった。
※(演出もかなり細かい。繋がりが現されると共に、蜂やドリンク等まで共通項を持したりしている。)
夢の中へ
通り魔が 恋愛中の人を殺そうとしたって言ってた その相手は 私?のくだりで ヤラレ その後クローゼットで花火を見つけ 彼の服を抱きしめるところで もう 後は泣くだけ
あの頃の恋愛の多くが 長く続かないと言う自分の体験が邪魔して ティーンの永遠の愛を誓うシーンが苦手だけど それでも未来を語り 明日に生きるのが 素晴らしいと そう思える物語になってると思う
とても切なくて、心が痛くなるような
けれど愛しくて、確かに優しい気持ちになれるような、いろいろな感情を与えてくれる物語で鑑賞してよかったと心から思います。
伏線の回収が衝撃的すぎて、最初は鹿野のように信じられなくて受け入れられずに観ていたけれど、
夢に出てきたことによって、もう会えないんだと、好きだと伝えられなかったのにと、忘れたくなんてない、思い出になんかしたくない、置いていかないで、と私まで感じられて鹿野が「お前がいない世界でなんて生きていたくない」と言って泣くシーンで私まで彼女の気持ちになって苦しくなり、胸が締め付けられて泣いてしまいました。
また、奥華子のはなびらが流れるエンドロールで目を閉じて聴いていたら、優しい歌声とそのまま鹿野の気持ちを歌っているような歌詞が心に沁みて切なさでいっぱいになって涙が溢れて仕方ありませんでした。
私も生きづらさを抱えている人間なので、自分が嫌いだから、生きている世界が悲しく感じられるから、自分を傷つけずにいられなかったり、どうしようもなく寂しくて愛を求めてやまないのに、嫌われるのが怖くて自分から離れてしまったりと共感できる部分も多かったです。
みんな純粋でとても心が綺麗で、だからこそ、
その繊細さ故に傷つきやすく悲しみを抱え込んでしまうのだと、それでも懸命に生きているのだと感じ、別のお話だと思っていた登場人物が次第にすべて繋がっていくことによって、痛みを知っているからこそ他人にも優しくできるのだと感じられるような、きっと何度でも観たくなるだろうと思えるような物語でした。
久しぶりに心が揺れ動かされたので、この素敵な作品に出会えてよかったと思います。
全179件中、81~100件目を表示