宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」のレビュー・感想・評価
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とても楽しめました。
私は、旧ヤマト・新ヤマト共に大好きです。
2202について、色々な意見はあると思いますが、旧作は旧作でリメイクの新作はそれとして楽しむべきだと思います。
批判とかに左右されずに、純粋に楽しむべきです!
旧作とかで辻褄が合わないところを、リメイクでうまく埋めたなと思う一方、迫力ある戦闘シーンと感動シーンはアニメ映画として評価を受けるべきだと思います。
是非、劇場に足を運ぶかテレビで楽しんで下さい。
伝説を超えるのは容易ではない
僕が中学生の頃に「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」の映画を観て、何故感動して号泣したのか、今、劇場公開されている「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」を観て分かった。要は作り手に覚悟と潔さがあるかどうか、である。「さらば」にはスタッフ全員がヤマトの物語に自分たちの手で終止符を打つ!という覚悟と責任を背負って制作に取り組んだことが、明確に観客に伝わったから、その潔さに観客は感動したのだと思う。特攻を美化するつもりは無いが、作品として潔いのだ。だからこの映画は伝説になった。一方で「2202」は制作側が自分たちがヤマトを終わらせる、という覚悟を持てなかったようだ。たぶん色々なオトナの事情があり、忖度が働いたのだろう。潔さが全く感じられない。だから特段に感動もしない。例えば、人気絶頂の時期に解散したキャンディーズ、引退した山口百恵、いずれも二度と再結成したり、復帰したりしなかった。この潔さが彼女たちを伝説にした。「さらば」も同じ。「さらば」をリメイクするということは、それだけの覚悟と潔さが必要だった筈だが、制作側の無意識の?忖度が仇になったのか、結果的には「ヤマト2」のように続編に道を残すような結末になり、前作を超えることの出来ない平凡な作品になってしまった。新鋭艦アンドロメダの活躍はカッコ良かったし、ガトランティスに存在意義を定義づけた点は面白いと思ったので駄作とは言わないけど、現代に作られた作品としては凡作。終わり良ければ全て良し、という言葉があるが、2202は中途半端な『良いとこ取り』で決着させてしまった点でその逆。もしも『さらば』に縛られずにオリジナルストーリーのエンディングで潔く完結したならば、旧作とともに両雄並び立ったかもしれない。この映画には沢田研二の『ヤマトより愛をこめて』を使ってはいけない。この歌は特攻で散った戦士たちとヤマトへの鎮魂歌である。コアなヤマトファンとしては多少の期待はしていただけに残念ではあるが、改めて「さらば」が如何に伝説的で奇跡的な作品であるかを再認識した次第である。伝説的な作品のリメイクに挑むのは容易ではない。ヤマト2199で監督を務めた出渕裕さんが、さらばのリメイク「2202」に参加しなかった理由が分かる気がする。色々書いたけど、この時代にリメイクして新作ヤマトを作ってくれたことへの感謝は忘れていない。
サービス満点てんこ盛り、でもね…
なんで?どうして?と疑問符ばかりが頭に浮かんで悲しむどころではなかったかな~。小説を読めばわかるのかな?
ストーリーに入り込めず製作者の苦悩を感じるような章でした。もっと自由に作ればよかったのでは。
でもあんな人こんな人も出てくれたのでヤマトファンとしては満足です。
良い評価を与えてる人はスッタフですか?
こちらで良い評価を与えてる人はスタッフか何かですか?
彼がどう観てもひどい内容でした。
それは誰が見ても明らか。
どなたかが書いていますが、私が観た時も、映画が終わったときに失笑が巻き起こっていました。(新宿ピカデリーでしたが・・)
残りの30分の国民投票とか・・もう何だかわからない。
ガトランティスとの闘いで命を落とした人たちの必然性もよくわからない。
何を訴えたかったのかさっぱり伝わってこない。
とてもお金をとる内容ではない。
最低、最悪の映画でした。
これに携わったスタッフは恥ずかしいと思ってください。
またこういう場所で、素晴らしかった!などとレビューを入れるのもやめてください。
そして二度と映画・アニメーションに携わらないで欲しいものです。
真のヤマトの物語
宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」第7章新星篇、本当に素晴らしい映画でした。
「こんなのヤマトの物語じゃない!」と思った「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」から40年。
ようやく胸のつかえが取れました。
矛盾に悩みながら、間違いを犯しながら、平和への希望を失わず前進することの尊さを訴えた映画でした。
日本のアニメ史に再び大きな足跡を残す傑作だと思いました。
よくぞ、平和という重いテーマに、逃げることなく向き合って、納得のいく素晴らしい映画を作ってくださいました。
特に、現代のような、短絡的で、両極端な浅はかな考えが通りやすい時代に、このような映画を作って世に問うたことは、非常に意義深いと思いました。
スタッフ皆様、本当にありがとうございました。拍手を贈りたいです。
今年の日本映画の最高賞をあげたいと思いました。
本当に見たかった、あるべき宇宙戦艦ヤマトの物語。感動しました。
「真実のラスト」というキャッチフレーズに偽りはないです。
中途半端。とにかく残念。
旧作とはテーマを変えて、愛とは、人間とは等をテーマとし、そこに多くの時間を割いていながらも、戦闘のストーリーは無理矢理旧作に合わせ、さらに、旧作の名場面、名セリフを取って付けたように各所に盛り込んでいる。結果として、旧作に合わせた部分が全て唐突で違和感を感じるばかり。新旧ストーリーが全く融合していない。旧作のファンとしても残念だし、今回オリジナルのテーマやストーリーも最終的には期待外れで消化不良。二兎を追う者一兎を得ず、ということか?とにかく残念。
蛇足になるやならざるや
2199もオールドファンにはやんやん言われたが(自分もオールドファン)、星巡る~も含めて、次作への余韻も含めて好きだった。今回はソコに、そのままやると違和感バリバリな展開に新しいキャラを置いていて、ほほう!とおもったものだった。何処までかは忘れたけれども。其々のしまいかたも、新旧取り混ぜで良かったのだが…終わりの終わりが、絶句。次への期待感というよりは、満足を押し付けられた感じに。それでも、ギリギリ元を踏襲している体なのでがんばれました。
でも、次(暗黒星団)→次(アケーリアス)まではいって欲しいと切望している自分もいたりするから、リブートには感謝です。
なんとか終わらせた
ストーリーや伏線の回収などケチをつけるところは沢山ある
とはいえ、もともとヤマトは宇宙という海のファンタジーなんだ思って目の前の展開や映像に没頭すればなかなかいい映像作品だった
ガルマンウルフに曳航され次元の海に没して強襲
巨大な剣に貫かれた艦船たち
魚の群れのように襲いかかる敵
細かいことにこだわって面白くないところを探さなければ楽しめました!
終わった終わった!次は作らないでください!
最終話は蛇足
個人的には残念な作品、でもこれが限界だったとも…
自分が思った事や言いたい事は既に残念票を投じてる方々と概ね同じですので、ちょっと側道的な文になりますがご了承の程を‥‥。
まず福井氏の趣向は理解できません。文章家としては実績があり、読み手が脳内補正交え難なく紐解けるストーリーを書く(読んで理解させる)のに、それを映像化したら矛盾が目立ちイビツになるのはナゼでしょう?
ガンダムNTしかり、毎度『奇跡』と称して異能や魔法の類のカルトネタに傾倒してしまい、本来は精密な描写でカッコ良さを出すべきメカニカルが主柱の筈のヤマトやガンダムが、まるで『なのは』『ナイツマ』などと同じベクトルに扱ってる感を疑います。
アイデアが煩雑で突拍子なく説得力を欠いて『奇跡』を便利な逃げ口上にしてるのか、或いは〝見えざる手〟による力場の影響でもあるのでしょうか? 脚本の岡氏は特撮畑の人でアニメ実績は不明ですし。
その辺りを上手く音頭とって料理するのが監督の羽原氏の役目でしょうが、どうしてこうなった? 自信満々な結果がコレなんでしょうか? ホントは圧力に弱くキッパリNOと言えないのかも?『ファフナーEX』は纏まってたと思いますが‥‥。
より多くの観客を満足させるべき公の作品に、同人宜しく個人の趣味に染める小林副監督の手癖も公認してる始末‥‥。この上層部がそんな有様で、好き勝手の体たらくで全く機能しなかった結果とすれば、さもありなんです。結論として、仕事の方針を誤り力量が全く発揮されず、スタッフの相性が悪すぎました。
余計なお世話でしょうが、アニメの不作がプラモ等玩具販売をはじめコンテンツビジネス全体にどう影響するか心配です。物販の営業や宣伝販促に携わる方々の苦労を、この上層部はどんな風に思ってるのでしょう? 自分達はしっかりギャラ貰ったし他は知らん♪では気の毒ですし、もとより著作権者の西崎氏がそう言う腹の人だとすれば〝次回作〟は皆降りたほうがヨサゲです。
ただし円盤に関しては今のところ旧来ファン+新規顧客の方々に支えられている数字が見られる様ですが、当然自分は買ってません。
最後に、点数は序盤に期待値を込めて多めに☆を焚べたので、その分を差し引いて精算しています。
本当に素晴らしい出来!
初日の夜仕事帰りに観ましたが、シリーズのラストを飾る最高の出来でした。
2202を見始めた当初に感じてた違和感も、第五章・第六章と観るにつれ少しずつ変わり、この第七章「新星篇」で本当よく綺麗にまとめられていました。
宇宙戦艦ヤマトという作品は、本当に多くの人々に好まれており、やはり皆さん「自分が思うヤマトはこうだ!」という思いが他の作品より強いのだと思います。
その様な中、あえて今回のリメイクに挑戦されたシリーズ構成の福井晴敏さんを始め、全てのスタッフの方々、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!
最後の最後に
第三章あたりからストーリーについていけなくなって
結局、ストーリー暴走させちゃったから
最後の辻褄合わせがめちゃくちゃ…。
初見ならまだしも、「さらば」観てる世代には
耐えられないストーリー運びとラスト
「さらば」って男たちの死に様が
カッコよかったんですよね
それが台無し…。
七章まで作るから、訳わかんないストーリー足さなきゃいけないわけで、長くすりゃいいってもんじゃない。
あの内容を2時間の枠に収め感動させた構成力は
明らかに「さらば」のほうが上まってる。
結果的に「さらば」+「ヤマト2」÷2みたいな作品になったんで、アクエリアス編まで引っ張るんかな?
そうなった時は今回みたいにわけわからん暴走はやめてほしいですね。
今見終わったとこだ
おじさんの期待をものの見事に打ち砕いたね。あまりの酷さにお金を出した事に泣けてくる。
制作側もストーリーや伏線に変な力を入れすぎちゃうかな
ストーリーやなんやら盛りすぎて訳が分からん、初見で見る人は受け入れやすいだろうが、おっちゃん世代は理解に苦しむ。もはや別物
さらに新作が出ても復活編の二の舞かな
ただただ 酷すぎますね
黒歴史入りかな?
20年前の映画やテレビ版でも際立ったテレサと言う存在の異様さ、そしてその結末の違い。
それらを全てごった煮にして「真実のラスト」とやらに持っていった映画だった。
納得はかろうじてするとしても、その代償は、ヤマト本来が持つ面白さを根こそぎ削ぎ落とす事だった。
第4章まではそこそこ見れた作品なのだからこんな無理なシナリオ作らなくてもと思った。
最後に一言
愛、愛、愛、愛、うるさいよ!
本当に!
これ、金をとるレベルか?
まず伏線の回収が一切できていない。
これを作ったスタッフって大丈夫な人たちなの?というレベル。
ツッコミどころをあげたいが、多すぎて無理。
映画が終わっても、観客の半分は失笑してたよ。
宇宙戦艦ヤマトは40年前に観た少年だった観客が、40代50代になっているというのはかわるので。マーケティング目線でも普通にそれなりのストーリー構成、リアリズム、納得感が得られるのが最低条件。
誰かが、「このプロデューサーか製作人がクスリでもやってるのか?」と言っているがまさにそのレベル。
宇宙戦艦ヤマトは私の大好きな作品。頼むから今回の製作陣はもう二度と携わらないで欲しい。
ひどい内容
2199の六章まで素晴らしい出来だった。ただ七章は少し違和感あり。
一方、2202は駄作。特に今回の七章は最悪。
とても感動など出来ないし、涙などするはず無し。
失笑と失望。
内容は詰め込みすぎだし、筋書きもめちゃくちゃ。
例えば、ヤマトの特攻は残存部隊が残っていたなかで納得がいかない。無理やり特攻させている。
ズオーダーの最後もはっきりしない。
ヤマトが突如復活?山本が生還?
時間断層と古代、森の帰還を多数決で決める?
そして古代と森がリアリティー無しのファンタジーの世界でラブラブ?
新手の恋愛アニメか?
宇宙戦艦ヤマトは、未来の物語ながら、リアリティーが求められる。だから戦艦大和を復活させた。登場人物も歴史上の人物の名前が多い。
これが2202の最後で良いのか?こんな筋書きを認めて良いのか!
評価高い人がいるが、映画関係者?
2199が良かっただけに残念でならない。
2199で興奮し、2202で失望した。2202は無かったことにしてほしい。
旧作と比べても仕方ないが…
本日TOHOシネマズ上野にて鑑賞。
旧作の『さらば宇宙戦艦ヤマト』をリアルタイムで見た世代なので今作がどうなるかと期待半分、懐疑的半分で見てきました。
最近で言えば『機動戦士ガンダムNC』でも思ったことだが福井晴敏脚本の大風呂敷広げすぎ感が半端なく感じてしまう。
旧作と全く同じ展開となるのもどうかと思うが最後の展開はやっぱりそのままヤマトと古代が突入して終わりって事にはならないよなぁと予想された。
昔も『さらば宇宙戦艦ヤマト』で終われば綺麗だったのに『復活編』などと感動の結末をなし崩しにした展開を思い出した。
これでまた『宇宙戦艦ヤマト』の続編が作れると制作側は踏んでいるのだろう。
劇場では僕と同世代や若い世代も入り乱れててヤマトの人気が長く続いてるんだなってそこは感動しましたね。
評価は分かれそう
当方それほどヤマトに執着なく、2199と星巡る方舟が良作と感じその流れで2202を見たため、毒食らわば皿まで的に今回の新星編まで見届けました。旧作放映時は小学校2年生頃で一応見ていたけど、もう少し年齢層が上のお兄ちゃん達が熱中していた思い出があります。
監督が違うし2199は一つの作品として完結していると考える事が出来て、こちら2202は別物として考えられるか、過去作品の流れにこだわるかで評価は変わると思います。2199と星巡る方舟でとりあえずきれいにまとめてリファインをした出淵監督は良い仕事をしたけど、もしも続けてこちら2202もやっていたら評価を下げていたのではないかと思います。元の物語がご都合主義に寄っているので、2199のように最新のSF考証やアニメ技術、解釈を投入してリアルさを表現しても、陳腐な展開になってしまうであろう事が予想されるので。
なので今回あえて火中の栗を拾うが如くトライした羽原監督以下の方々は勇気があった事は認めるが、2199程の評価が得られるかは微妙に思う。
旧作でのキャラクターがバタバタ死んでゆく展開が心にトゲとなって残っている人々にとっては、そのトゲを少しは解放できるかもしれない構成とも言えるけど、人の死は旧作ほど重くなくて、なんとなくあっさり描かれていたような気がしたかなあ。
旧作では主役が死んでしまうため、今後の展開を狙うのだとすれば二人が死なないのは予想できましたが、それならもう中途半端に二人だけにしないで、テレサ=すんげえ奇跡の力を持っているって事にして、サイボーグ009超銀河伝説式に死んだキャラクター全員生還させても良かったのでは?
沢田研二の歌も、あれは旧作で「みんな死んじゃったよ!」という絶望の中で聞く「さらば~」だからこそ生きるのであって、中途半端に「良かったね」で終わる中で聞いても全くピンと来ない。当時からのオールドファンに忖度しただけのように思える。
全部通して見て来た感想としては、活劇としては楽しめましたが、仕方ない事だけど元々がご都合主義なアニメなので、ここら辺りが限界のように思いました。
続編は…どうなりますかね。
終わりましたね!!!
2202が2199の続編とかリメイクとかいう縛りがなければ、在りだと思います。 本作編を2199の続編、さらば宇宙戦艦ヤマトのリメイクだとすると無しだと思います。 この辺りの感覚は各人各様だと思います。上映終了後、拍手が一部起こりましたが、これも各人各様でしょうか? ヤマトも古代も雪も生きています。でも、どうかヤマトを休ませてあげてください!と願います。
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