「金色のヤマトは美しかった…」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」 ぽかりさんの映画レビュー(感想・評価)
金色のヤマトは美しかった…
さらばを見た世代です。こちらでの皆さんの口コミを
読んでから見に行きました。
…また、毒りんごかな…という不安で一杯でしたが、
私の場合はスピリチュアルOK、
特攻に対してネガティブな印象なしという価値観
なので、普通に受け入れて見れました。
さらば…とラストが異なった点は、
同じラストはNG(主要メンバーは生かすこと)
という権利元(依頼元)の縛りがあったと
パンフレットで読みました。
金色に輝く、ヤマトをみて少し涙が出ました。
…ただ、飲み物をドリンクホルダーから
取るときに、集中力が切れてたのか、
見続けていたつもりが、「アレ?」と
思えるシーンは幾つかありました。
・戦艦の消耗戦…地球軍はいつ次元断層による
量産に消耗が追っつかなくなったの?
・山本さんは、どの様に亡くなったの?
少し残念だったのは、
殉職される方が、意味なく亡くなっていく
シーンが散見された事です。
・デスラー艦の中で亡くなった方々
・加藤(流れ弾にあたった?)
その他、
・雪は…何処を打たれたの?重症だったの?
・徳川機関長は、「さらば」では機関室の
火災、爆発に吹き飛ばされ…たのかな?
と分かる描写での殉職でしたが
…この作品では、倒れているクルーが
2,3名いたけど、いつの間にか、
ダメージを負っていて、あの名言で殉職…
という感じでした。
「さらば」を見ていれば補完できますが、
それが狙いなのかは…謎です。
その他、アンドロメダ級、主力戦艦らの魅力
が前作ほど見れなかったのも残念。
「さらば」と一番違うな…と思ったのは、
言葉による説明が多すぎる点でしょうか。
「縁」…あんなに、みんなで連呼されると、
多少耳障りに感じてしまいます。
ただ、外国に出す事を考えると、あれぐらい
言葉による情報を増やさないと、
理解してもらえないのかも知れません。
「さらば」のときは、言葉による情報が
少なくとも、小学生でも、なんとなくわかったし、
周りの人とも共有できたので…。
最後に、
…芹沢司令官、いい人だったんですね。
…半壊した月が修復されてましたが、
あのまま、破壊された部分に都市を建設
してたら…都市帝国になっちゃいますね…
なんとなく続編はないじゃないかなと。
…あるとしたら、西崎さんが実現できなかった
デスラーが主役の物語かなと思います。
これまでの話と違って、この7章は繰り返して
見れそうです。