劇場公開日 2020年9月4日

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「13歳。スケボーと音楽が青春だった。」mid90s ミッドナインティーズ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

13歳。スケボーと音楽が青春だった。

2022年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

性格俳優のジョナ・ヒルが自伝的に描く
90年代半ばのポップカルチャー。
2018年。監督・脚本・ジョナ・ヒル。
真四角の画面。16ミリフィルムで撮影したジョナ・ヒル初監督作品。
青春と言うには若過ぎる13歳頃のジョナ・ヒルの自伝的映画。
スーパーファミコン、カセットテープ、ストリート・ファイター。
訳もなくスケボーに乗り回し、ロサンゼルスの街を仲間とつるんでいた。
主演のサニー・スリッチ。とても幼く、背が小さい。
青春未満の日々が瑞々しく描かれる。
90年代のヒット曲がずらり。

ローティーンの男の子なら、ケンカにケガは付き物。
運動神経の悪そうなスティーヴィーの(あだ名はサンバーン=日焼け)
良くも悪くも日焼けして、タバコ、酒、ドラッグの洗礼を受けても、
なんか他人事みたいに流してる。
染まるほど大人になりきれてない。
そんな中途半端な青春未満。
幼くて可愛いサンバーンだが、こんな日々がいつまでも続かないことは、
本人が1番知っているさ!

琥珀糖