「ジョナ・ヒル監督の願望もはいってる?」mid90s ミッドナインティーズ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョナ・ヒル監督の願望もはいってる?
見ている側の喜怒哀楽をゆさぶるような出来事があるわけでもないのに、ラストまで引き込まれてしまった。自分でも不思議な感じ。
印象的だったのは、人種に関するジョークもさらに突っ込んで軽く笑い飛ばす関係性を築いていること。
不安定な道具だからこそオープンマインドになるのかな。近くの公園にスケートボード用の広場があるけれど、いつ見てもケンカすることなく楽しそうにやってる。そう、この映画と同じ感じ。
ジョナ・ヒル監督の半自叙伝的っていわれているけど、初体験のシーンは、願望が入っているのかな。映画で一番ドキドキした。
曲の使い方も抜群にセンスいいし、やはりA24の作品は見逃せない。
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カールⅢ世さんのコメント
2020年9月9日
あの娘は WAVES の兄の彼女役でもあったけど、雰囲ぜんぜん気違いましたね。mid90s の方が先に撮られていて、その分、細くて幼くて。なるほど! 監督の妄想の世界がよく出てた気がしますね。どんどん変わってゆく10代半ばのかりそめの危うさに揺さぶられました。スケボー少年は俳優なんですかね?