きみと、波にのれたらのレビュー・感想・評価
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色々と酷いもったいない…笑
まずは、歌がメインになるのですが、歌は良いけど歌いながら笑いすぎ。その度に残念になる。
また、イルカの浮き袋?に、水を入れて引っ張ってるんですけど、あんなのなんキロになるの…現実的に女の子一人で引っ張れないでしょ。
あとは!わさびっていう消防士の後輩がヒロインを好きになるのに、気づいたら港の妹といい感じに。
エンディングでは、なんでわざわざ棟のてっぺんからサーフィンするの??
もう一度波に乗るのが見たいとは言ってたけど、そんな危険なところでしなくていいし、わざわざ、技まで決めて危険を作る意味がわからない。
助けに来たのか殺しに来たのやら。笑
いいシーンもあるからに、もったいなさすぎる。
何かが惜しい気がするけど全体で感じよう
宣伝、予告から察するとドラマ重視かと思ってましたが実物はサーフィンのアクション重視でした。波乗り感が秀逸でクライマックスのビル下りは心を打たれます。全体で見ると特殊な能力もない、身近な隣人がヒーローなんだと気付かせてくれるストーリーです。ドラマは消防士やライフセーバーを詳細に描いて地に足をつけようとしたところと、いちゃラブが駆け足過ぎてPTSDの理由づけくらいにしかならなくて、喪失感が醸成しにくい事、ルーのスピンオフにしか思えないファンタジー要素が上手くマッチしていないように思える。また、ドラマを1つに絞った事でルーのクライマックスにあった複数の伏線が溶けて嬉しさや幸せが連鎖爆発するような仕掛けも無かったように思う。
子供時代のエピソードは良かったけど、もう少し早めに入れて欲しい感じがした。画質は圧倒的に向上しているが、ルーの足のような度肝を抜く要素が欲しかった気がする。ラストシーンはファンタジーの終わりを告げる必要があったんだと思うけど、そう簡単に乗り越えられないというリアリティを入れたため後味が少し悪め。とにかく、何かが惜しい感じが残る。
ヘンテコでシュールな恋愛映画
湯浅監督の作品が好きで今回も気になっていました。恋愛漫画・恋愛ドラマ好きな人が楽しめる作品だと思います。しかし湯浅節もしっかりあるのでちょっとヘンテコでした。
正直、最初は泣くとは思っていなかったのですが中盤で泣いてラストで号泣してとすんごいことに😭
私はベタな恋愛漫画が大好きなので序盤の痒くなるくらいのバカップルっぷりも幸せな気持ちで見ていました。
山葵くんが凄い好きで、花束を持ちつつ告白するシーンはきゅんときました!!
あとは水の表現や途中のダンスシーンなどがとっても綺麗。ラストのサーフィンは大スクリーンで見るとおおおっと声を上げそうになりました。
そして一番泣いたのがラスト、港くんが一年前に書いていた手紙が読まれてひな子が初めて号泣するシーン。
港くんが死んでしまってから直ぐにひな子が泣きわめいたりするのかと思ったんですが、結構ライトに話が進んだので「あれ?」と思っていました。だからこそ最後の最後にめいいっぱい泣くひな子を見て胸にくるものがあり、大切な人を失った喪失感を私も感じてぼろぼろ泣きました。
ひな子ちゃんは港くんが居たからこそあの大きな波に乗れたし、号泣したからこそとどまらずに進もうと決心できたのかなと思います。
切なくて泣くのに、面白おかしいところやシュールな場面がたくさんある恋愛映画、とても良かったです。
ラストはうるうるしました
「夜明け告げるルーのうた」以来の湯浅監督の作品なので、みんな注目・・・と思いきや、シアターはガラガラ。前回もそうだったので、驚きはしませんが、日本は本当に名作が商業的に成功するとは限らない文化だなと思いました。
この映画は見る人を選びます。彼女や彼氏と楽しい時間を過ごしたことのない人は理解出来なかったり、不快にすらなるようなシーンもあります。
リアルとファンタジーをどこまで許容するのかも難しいです。
それでも、この作品は見て良かったと思いました。
監督も脚本家も、難しいことは無しに、こういう作品を作って見たかったんだと、そんな風に感じました。
カップルに、昔、カップルだった大人に、お勧めの映画です。
シンプルで誰もが共感するラブ・ファンタジー
もしかすると、これは大化けするかもしれない。誰もが共感するシンプルなラブストーリーだ。
湯浅政明監督のオリジナル最新作。「夜明け告げるルーのうた」(2017)からタッグを組む、脚本・吉田玲子との共同作業で、さらに"大衆ウケ"のツボを心得ていくのが凄い。
吉田玲子は京都アニメーションの作品群や、ガルパンなどの脚本も手掛ける。「映画 聲の形」(2016)をはじめ、登場人物たちの心の動きを繊細にとらえる。
そして、川栄李奈のまさに面目躍如。主人公の向水ひな子の声(CV)を演じているが、ひとつひとつの出演作で評価を上げてきた彼女の実力が楽しめる。
サーフィンのために海辺の町に引っ越ししてきたばかりの向水ひな子(CV:川栄李奈)は、いきなり火災事故に巻き込まれる。ひな子は、救助で出会った消防士の雛罌粟 港(ひなげし みなと/CV:片寄涼太)と出会い、恋に落ちる。
印象的なのは、なんといっても映画が終わっても頭のなかでグルグルとリピートする主題歌のサビ。
♪That's Right
目を開けたその瞬間
始まるよBrand New Story~
これが劇中でもストーリーの重要な鍵を握る。主人公の港とひな子にとって思い出の曲となっている。
この楽曲「Brand New Story」は、港を演じる(CV)片寄涼太が所属する、GENERATIONS from EXILE TRIBEのだ。言うまでもなく映画に関係なく単独でもヒット確実だが、映画がヒットすれば相乗効果が期待できる。
付き合い始めた、港とひな子が2人でふざけながら歌う、「Brand New Story」が印象的だ。片寄涼太が上手いのは当たり前として、川栄李奈も元AKBメンバーだ。笑いながら歌うという、サブテイク的と思われるものを使っているのがいい。
そんな恋愛絶頂期、海で救助活動中の港が命を落としてしまう・・・ここまでは予告PVでも明らかになっている。
恋人の死から立ち直れないひな子は、サーフィンはおろか、海すら見られなくなってしまった。そんなある日、コップの水に、港が現れる。
どうやら彼女が2人の思い出の歌を口ずさむと、水のある場所に、港が現れることが分かる。
ここからは得意の湯浅ファンタジーである。
本作はいくつものモチーフとなる映画を想起させられる。どうやら港とひな子の水中でのシーンは「シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)が企画の原点になっているのではないだろうかと思う。
また、生者と死者のラブストーリー設定や、片想いの山葵を加えた三角関係は、「ゴースト/ニューヨークの幻」(1990)っぽい。さらにクライマックスでタワービルの火事を消化する水の発想は、まるで「タワーリング・インフェルノ」(1974)である。
一方で、千葉県の景勝地、デートスポットなどがたくさんが出てくるのもミソ。
なかでも、千葉ポートタワーでのクリスマスデートは重要。恋人同士が気持ちを誓いあう南京錠に願掛けする。
サーフィンをするのは、"銚子の屛風ヶ浦"、"九十九里の釣ヶ崎海岸"。そして港とひな子の2人が夕日の中でキスをする、原岡海岸の"岡本桟橋"も木製の桟橋として有名。
これでまたアニメの聖地巡礼が始まるに違いない。最近は「翔んで埼玉」が話題だったが、やっぱり埼玉県の自虐は、千葉県の"海"には敵わない。
(2019/6/21/TOHOシネマズ新宿/ビスタ)
中盤がシュール過ぎて笑っちゃうけど妹がクソ可愛い
EXILEか何かの歌を歌うとツーアウト~って感じで指立てながらヘラヘラとニヤけている優男の幻覚が水中に映るという訳分からん症状が発症した女子大生の映像が面白すぎて笑っちゃった。しかも途中から幻覚を連れるために巨大なビニールのイルカに水を詰めて町中を歩くようになるし。
「夜明け告げるルーのうた」も海と歌の物語だったけど、水の描写の美しさはこっちの方が何となく印象に残っているかも。序盤の自転車で走るときの下から空を映したアングルや、過剰な花火で主人公と優男(港くん)の出会いと別れを彩ったシーンも強い。そういった意味ではアニメーションとしては凄く良いと思う。
ストーリーも良いし、キャラクターも悪くない。優男の妹はめちゃめちゃ良かった。でも最初に書いた通り、中盤の描写が必要なんだけど面白すぎて、そこばかり悪い意味で思い出してしまう。主人公カップルが放つ"陽気さ"に実感を持ってないので、水中に現れる港くんの姿もギャグっぽく見えてしまうのかもしれない。人によっては別にここまで苦笑(嘲笑?)するシーンじゃないのかも。
直球かつ“変”な恋愛映画! 湯浅版シェイプ・オブ・ウォーター!
とても良かった! いま一番気になっているアニメ作家 、湯浅政明監督の最新作。
イケメン消防士と美少女サーファーの悲恋ストーリーという若干アニメ好きが乗りにくそうな設定だけど、前半から丁寧すぎる日常描写(食事シーン、消防署シーンなど)でアニメーションの奇跡が続々と炸裂しまくっていてすでに大満足。
中盤以降の切なくもどうかしているパートは、異形恋愛物として シェイプ・オブ・ウォーター を連想しました。(観終わって思い出すとココが一番泣ける😭)。
夜明け告げるルーのうた の変奏曲としては、少しアッサリ風味だけど、こっちが好きな人もいるかも。
予告が青春ラブストーリーで推してるので、見逃す人も多そうな気がするけど、良い意味で直球かつ「変」な映画です!
あと観終わったら、絶対にオムライス食べたくなる!
→食べました😋
たまにはこういうの観たい
久しぶりに登場人物が何も捻くれていなくて全員まっくずで良い奴なお話を摂取した気がする。カラオケシーンは確かにとても良いし、ファンタジー成分のバランスも良かった。これを素直に楽しめる自分は、まだ意外にピュアなのかもしれない。
なんだか惜しい
シンプルでわかりやすいストーリーで個人的には好きな作品です。特に二人がじゃれあって歌うシーンはめっちゃよかった。
だからこそ、曲がよければ、、ととても惜しいなぁと思いました。
ジェネレーションズのオリジナル?ではなく、懐メロをカバーするとかの方がよかった。とにかくあの歌はちょっとダサい。。口コミでけっこうボロクソ言われてしまってるのはこれが大きな原因なのでは。
片寄涼太が主演だからこそ、LDHの曲を使うことでいやらしさが出てしまう。うーん、惜しいなぁ、本当に。
川栄李奈の声優のうまさに脱帽。片寄涼太も決して悪くなかったが、川栄李奈がうますぎて、なんか微妙に感じてしまった。
あと、シロイルカじゃなくて、スナメリなところが個人的にはすごくいいな、って思いました。
クチコミよくないけど、見て損はない作品です。
EXILEが好きか嫌いかによって評価は二分
前半は少女漫画。見てるだけでイライラする。後半からちょっといい話になる。ストーリーは予想できるけど、ちょっとだけウルッと。
千葉県内の至る所が出てくるので、千葉県人は楽しみる。
アニメ作品としてはちょっと酷い部類。絵も演出も深夜アニメの方がぜんぜん良い。
中でも、声優を使っていないのは致命的。演技がのっぺりする。
川栄と松本のおふたりはOK。そんなに違和感もない。伊藤は意外と良かった。
問題は、片寄ですね。台無し。
ストーリー的に、歌が重要だけど歌もアイドルソングみたい。これも味を薄くする。
結果、、、EXILEファンには、とても楽しみるものだけど、EXILE嫌いには非常に残念。少し怒りさえ覚えるし、EXILEの嫌い度合いがひとつ進行した。
映画オタク
後半、何でこんな泣いてるんだろうって思うくらい泣いてしまったw
もの凄くいい作品でした!
港とひな子カップルがホントいい!
それに過去の幼少期の記憶を思い出した所や、港が水から出てきた所など泣かし
ホントに後半泣かし映画かよって思ったw
もう一回くらい観たいですね!
恋愛映画向いてない…にしても?
湯浅監督作ということで期待して観ました。はじまってすぐに何度も繰り返されるEXILE TRIBEの曲に、大人の事情を感じずにはいられないほど鼻白みつつも心が折れないようにみていましたが、ごり押しされる楽曲に後半はかなりキツくなってきました。ファンであれば楽しめるのでしょうが…そもそも2000年代の設定なのであれば、他にもジャストでヒットした楽曲やそれっぽい音にしてもよさそうなものを、そんなにいいとも思えない新曲の繰り返しではちょっと厳しい…
そして、主役2人の片方が亡くなるシーンもわざとなのか重さがないというかさくっと突然で、ご都合主義的に感じずにはいられませんでした。あと、セリフのチョイスとかもちょっとないなーと…。実際にこんな会話するひとって今日びいますかね。正直おじさんが考えた若者像という感じが否めません。。そして、いつの間にそんな魔法みたいな能力に変わった!?とか、いつの間に効力なくなっていくことになってるの?!とか、後出しの設定にもちょっと。。魔法のような力をもって事件をとめるにしても、もうちょっと説得力のあるやり方でこちらを信じ込ませてほしいというか…もろもろ雑だなあと思ってしまいました。
こういった作品を、ちゃんと没入して純粋に楽しめる皆さんのほうが多数派なのかもしれませんが。松本穂香さんほか声優陣はよいのですが、どうにもキャラクター付けもちょっと…という感じでした。
湯浅監督で恋愛ものというチャレンジはよかったと思いますが、向いてないのかな?と思わざるを得ず、過去作の中ではワーストになってしまいました。
湯浅作品として観なければオケ
監督の作品が大好きで、
売れ線狙いの設定に
嫌な予感を感じつつ
いつもの色彩や音楽のセンス・オブ・ワンダーが消失していて、ほんとにこれ湯浅監督?
中途半端すぎてせっかくの湯浅テイストは今どきのアニメにしては雑な絵のアニメに見えてしまうかな?
脚本のアウトラインは悪くなく、ちゃんとお膳立てされれば、そこそこキュンとできる作品になっただろうに
ハシゴ者で救助に登場するシーンなんかは僕のヒーローに対して恥ずかしくないよう頑張って成長した港の颯爽たる出会いを、演出してるんだけど
ミスキャストで単にチャラいキャラと歌を聞かせ続けられるのかと、開始10分で絶望
なんて言うのか、キャストへの偏見なのかもしれないけど、全ての良いお膳立てが腹立たしく感じてしまう
完全にプロデュースワークがクリエイターを活かせなかった感じです
少しガッカリ、次の湯浅作品に期待します
あと、ロングボードでドルフィンスルーはちょっとね
自分としては、感動!
ひな子の成長ラブストーリー!
港とマンション火災で、出会い。そして、別れ。ひな子が心配で……港は、……!
港のひな子への想い、ひな子の港への想いがすごく涙腺が緩みっぱなしでした!
ジェネレーションズの主題歌は、とくに涙を誘います!!
夏にピッタリな切ないラブストーリーです!
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