「役者陣は凄く良かった」蜜蜂と遠雷 チャンプ23さんの映画レビュー(感想・評価)
役者陣は凄く良かった
この石川監督てポーランドの名門ウッチ映画大学に留学して演出学ぶ(wiki)って。前作は"愚行録"これも直木賞。
原作#恩田陸
原作は2016下半期直木賞・2017本屋大賞のダブル受賞作。
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蜜蜂と遠雷けっこう番宣してましたねー。
個人的に1週前公開のフランス映画"パリに見出されたピアニスト"とのピアノ映画対決🎬
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さて原作を調べると纏めるための改変とか色々あり、なんなら118分で4人の群像劇て。。
"物語中の音楽"という現実化が難しい題材(しかも天才がいっぱい)をよく纏めた方かも。
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そして、宮沢賢治"春と修羅"。
wikiだと自己規定、自己宣言を伴った内容で、情景描写・心象風景、内面と外面、光と影、といった対比が特徴だと。内面の変容と内面の変容を外から見る別の視点があり、難解。
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まさにそんな感じの映画だったが、説明セリフとピアノ演奏、役者陣で一般受けしやすいようになんとかなっている。
自分としてはイマイチ。話の目的地が何処か?はっきりせず進む。
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映像★★★☆☆綺麗だった。前作も撮影をピオトルニエミイスキという方がやってるみたい。手持ちカメラの揺れ😣と色調が印象に残った。演出面では心象風景というか内面描写がしつこかった→🐎
音楽★★★☆☆ピアノ部分はプロ。ノリの良い曲は無い。テクい曲が多い。ピアノ1音トゥーン♪でなんか振り向いたり、それっぽい雰囲気出す感じが多くて飽きた。それまで普通に弾いてるのでラストのカタルシス弱い。
内容★★☆☆☆かなり台詞での説明、心情吐露が入る😔タイトに纏めたいはずなのに妙にテンポ悪い回想入る。なのに、目的、解決とも何に立ち向かって何故解決したか分かりづらい。
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森崎ウィンは最高すぎた。蜜蜂には伸び代めちゃくちゃ感じるが、、テンポとノリの良さとパリの華やかさで"パリに見出されたピアニスト"を推薦