「限りあるものは美しい」映画ドラえもん のび太の月面探査記 BananaChipsさんの映画レビュー(感想・評価)
限りあるものは美しい
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一言で言ってしまえば、ルカのこの一言にこの映画の意味が集約されていると感じる。
私は原作小説等は全く読まずにこの映画を観賞したが、この世に永遠は存在しないという事、だけど全ては太古の昔から繋がっていると言う事だと訴えかけているのだと思えた。
この話の基礎となっている異説・通説や、ゲストキャラクターそれぞれの話がなんだかバタついたストーリー進行でおざなりに感じたのは否めないが、全体的な話のまとまりとしては良かったとは思う。但し、これは私と言う大人視点からの話。
上映中、小さな子供連れの家族も勿論沢山いたが、ドラえもん映画なのに珍しく、子供たちが笑い声を上げている事が極端に少なくてビックリした。三枚目キャラ的な芸人声優の二人の出番も少なかったし、特段それほど面白いシーンも無かったからか?
そして、のび太そっくりの宇宙ウサギとカメのやり取りも至って普通だったし、寧ろシリアスなシーンばかりが目立っていたと個人的には感じた。
一つ残念だったのは、2度とルカとのび太達は会えない風な流れにさせておいての、最後のあのグダグダ感。
もう一捻り欲しかったな〜。
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