「メタル!メタル!メタル!」ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル! なつさんの映画レビュー(感想・評価)
メタル!メタル!メタル!
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ドラムのヨッキ(すぐ死ぬ)が1番好きだったのだが、やはりあっという間にお亡くなりになったが生きてる間も棺に入っても尚、彼らを前に進ませる姿勢には胸を打たれた。
ライブでモッシュする人々の中、ダイブするのがヨッキの棺だってところが最高だった。
ぜひ2作目でもあの棺には登場してほしい。
正直、ギャグはかなりベタな感じで1番笑えたのはライオンではなくグズリとバトルするところや(動物愛護的に…どう?)脳筋女教官が民間軍団を率いてロケットランチャーをぶちかますところ。
率いてる民間は犯人の扱いが弱々。しかも誤認。
フェスに出る!って決まった訳ではないのに狭い街なもんで広がりが早く、突然の周りの態度の軟化が田舎の怖さとギャグを紙一重にしてた。
決めては惚れた女と亡き友!!
ヘヴィメタルのライブには行った事はないのだけど、めちゃくちゃが正解の世界なのかな?
田舎では受け入れられなかったゲロ吐きも最高の演奏の前ではむしろご褒美。
逆十字を背に、叫び熱狂し沸き立つ観客。
熱に浮かされた中、ブチ切られる電源の火花も素晴らしい演出で連行される姿さえも英雄のように見えた。
何年もコピ曲ばかり地下でやってて表に出ず、新曲ビビビがトナカイミンチ音とかなんかよくわかんないけどすごい。ギャグなんだろうけど日本では考えられないトナカイ国仕様のネタですごいなと。
国民性違いのベタギャグだと思うのだけど、後半の疾走感と短い尺でラストが爽快に終わるのが良き。
デスボイスってどうやって出すんだろう。
すごい!!
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