「原作のおかげか物語がとても面白く、俳優たちも魅力的で、良いエンタテイメント作品となっていた」キングダム Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
原作のおかげか物語がとても面白く、俳優たちも魅力的で、良いエンタテイメント作品となっていた
2019年製作/134分/G/日本
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2019年4月19日
原作のベストセラー漫画は全く未読。ただ。舞台は紀元前中国の春秋戦国時代で、主人公が初めて天下統一を果たした始皇帝と、それを支えた武将李信なので、日本の戦国ものと同様に、史実そのものがめちゃ面白いということはある。
史実とは異なるらしいが、山の民の女王楊端和という存在には、演じた長澤まさみのアクションのキレや凛々しい表情もあり、とても惹きつけられた。吉沢亮も、王と奴隷民のニ役を見事に演じ分けて、とても素晴らしかった。特に、のちの始皇帝となるカリスマ性を見事に表現していて、感心させられた。個人的には2021年大河ドラマ渋沢栄一役の物足りなさが一掃された。王騎演ずる大沢たかおも、存在感がハンパ無し。
最後エンドロールで流れるのが、主題歌ONE OK ROCKによる“Wasted Nights”であるのはカッコ良い。Takaが叫ぶ「I don't wanna wait, I don't wanna waste a night. I don't wanna wait, no more wasted nights.」の切羽詰まった感が、心に突き刺さった。
佐藤信介監督作品視聴は初体験だが、ガッカリすることが多い歴史大作の邦画ながら、立派なエンタテインメント作品になっていて、感心させられた。
監督佐藤信介、原作原泰久、脚本黒岩勉 、佐藤信介 、原泰久、製作北畠輝幸 今村司 市川南 谷和男 、森田圭 、田中祐介 、小泉貴裕 、弓矢政法 、林誠 、山本浩 、本間道幸、エグゼクティブプロデューサー木下暢起 、伊藤響、企画稗田晋 。村田千恵子、プロデューサー松橋真三 、北島直明 、森亮介 、平野宏治、アソシエイトプロデューサー高秀蘭、ラインプロデューサー小沢禎二、中国ユニットラインプロデューサー角田道明、撮影監督河津太郎、撮影島秀樹、照明小林仁、録音横野一氏工、美術監督斎藤岩男、美術瀬下幸治、装飾秋田谷宣博、衣装デザイン宮本まさ江、ヘアメイク本田真理子、編集今井剛、音楽やまだ豊、音楽プロデューサー千田耕平、主題歌ONE OK ROCK、アクション監督下村勇二、キャラクター特殊メイクデザイン藤原カクセイ、特殊造形統括藤原カクセイ、VFXスーパーバイザー神谷誠 、小坂一順、かつら濱中尋吉、コンセプチュアルデザイン(山の民)田島光二、DIプロデューサー齋藤精二、カラーグレーダー齋藤精二、スクリプター田口良子、助監督李相國、制作担当
吉田信一郎、中国ユニット制作担当濱崎林太郎、テクニカルプロデューサー大屋哲男、中国史監修鶴間和幸。
信山崎賢人、えい政/漂吉沢亮、楊端和長澤まさみ、河了貂橋本環奈、成きょう本郷奏多、壁満島真之介、バジオウ阿部進之介、朱凶深水元基、里典六平直政、タジフ一ノ瀬ワタル、
敦大内田悠平、ランカイ阿見201、黒長老マメ山田、白長老TERU、昌文君高嶋政宏、騰要潤
ムタ橋本じゅん、左慈坂口拓、魏興宇梶剛士、肆氏加藤雅也、竭氏石橋蓮司、王騎大沢たかお、信(幼少時代)大西利空、漂(幼少時代)南出凌嘉、昌文君兵1北岡龍貴、昌文君兵2大迫一平、昌文君兵3大地泰仁、昌文君兵4伊藤友樹、昌文君兵5関野昌敏、昌文君兵6大塚ヒロタ、昌文君の家臣佐藤一平、文官1酒向芳、文官2剣持直明、文官3川井つと、文官4岸田研二、西の門の文官信太昌之、朱亀の門の敵将慈五郎、左慈の部下三元雅芸、衛兵1平原テツ、衛兵2谷口翔太、伝令1金子岳憲、伝令2鈴木信二、御者1尾崎一彦、御者2名倉右喬、山の民1黒石高大、山の民2竜二、山の民3広瀬圭祐、山の民4スガマサミ、盗賊1小水たいが、盗賊2佐藤文吾、盗賊3山口孝二、村人田野良樹、里典の妻山田あんこ、里典の子藤倉未邦。