「んっ?えっ?いやいやいや。。突っ込み所満載の映画。笑」キングダム jazzmanさんの映画レビュー(感想・評価)
んっ?えっ?いやいやいや。。突っ込み所満載の映画。笑
原作マンガは見たことがなく、純粋に映画作品として見てきた感想です。
◯やはりマンガ上のキャラを実写にするのは無理がある。
王騎 演じる大沢たかおは、見た目は貫禄ある風貌だったが、なぜか話し方がフリーザ風のオネエで拍子抜けして笑ってしまった。笑
◯山の民の女王 楊端和 演じる長澤まさみは不気味な登場シーンから一転、やはり演じるには可愛すぎる。。ムチムチのボディは個人的には大好きだが、とても圧倒的な強さを誇る戦士体系には見えない。笑
◯主役の信 演じる山崎賢人はやはり演技力がイマイチ。
無駄に叫んだり泣いたりするオーバーな演技が多く、マンガ原作だからしょうがないのかもしれないけど、やはりセリフ回しが安っぽいし軽い。マンガのセリフだなって感じで。。
信は常々「オレが天下の大将軍になってやるよぉ!」が口癖なのだが、話し方がなぜか巻き舌で、イキっている現代の若者風だったので、田舎のヤンキーが天下取ってやるってイキってるようなイメージでした。
◯王のエイセイ(吉沢亮)の座を奪おうとしている弟のセイキョウ(本郷奏多)の要塞に、エイセイの軍は攻め込む戦略を立てるが、戦力人数が圧倒的に足らなかったため、過去に断交してしまった山の民たちを説得し協力を得て3000もの戦士を集める。
この楊端和率いる山の民たちには、セイキョウ軍と手を組むことを演じてもらい、エイセイ軍はこの山の民に紛れ込んで侵入する戦略を立てる。
が、セイキョウの要塞に攻め込む際に相手に警戒され結局要塞内部に入れたのは一部の中心人物のみ。
そしてせっかく来た何千もの戦士は門の外。。
策略が、、戦略が、、アホすぎる。。笑
この映画にはレッドクリフの諸葛孔明のような頭脳派で頭のキレる人は皆無。
そして一部の内部に入った山の民の戦士たちも、待ち構えていた敵軍に上から矢の雨の乱れ打ち。
次々に体に刺さり倒れていく。(そんなこと予想できたろ。。笑)
そして1番の笑いポイントが、体に矢や剣が刺さって死んだはずの山の民たちがなぜか何もなかったように立ち上がり平然と戦い始める。。笑
怖い。怖すぎる。こいつらが1番ヤベー奴らだよ。。笑
あと壮大な世界観の映画にはとても重要であるシーンごとの映画音楽がとてもショボく感じた。
CGは頑張ってただけに映像に合わせる音の重要性を感じた。
総じて原作マンガの世界観を知ってるファンの人には、あまりオススメできないかな。