「申し分ないおもしろさ」キングダム J.maxさんの映画レビュー(感想・評価)
申し分ないおもしろさ
少年漫画が原作なので多少のオーバーな描写は織り込み済みということで、娯楽映画として申し分ないおもしろさ。原作のキャラ設定を大切にキャスティングされてると思える。一番は大沢たかお演じる王騎の威厳と存在感。あの個性の強い難しいキャラが、おかしな解釈を加えることなく素直に演じられており、もうすっかり王騎は大沢たかおでなければ見たくないレベル。漂と嬴政を演じ分ける吉沢亮の演技も素晴らしかったし、何だかんだ言って山崎賢人の信もしっかり感情移入できる素直な演技が好感度高かったし、長澤まさみの楊端和は大人の色気を纏った強い女であり、カリョウテンはとにかくキュートで血生臭いシーンが続く流れの中でうまく微笑ましさを差し込んでくれた。心配だった山の民の扱いもとても良かった。最高にカッコ良かった。あと5回は映画館で観たい。ヒット間違いないので早くキングダム2を製作してください。もちろん王騎は大沢たかお一択です。
あと、ワンオクファンとして、最高潮の盛り上がりの中で暗転してのED最高すぎました。
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