「まるでザ・ノンフィクションを観ているかのよう」Girl ガール ちゃんるーさんの映画レビュー(感想・評価)
まるでザ・ノンフィクションを観ているかのよう
最低限のセリフ、最低限の音楽、最低限の情報で淡々と物事が進んでいく様はまるでドキュメンタリー番組のよう。
変わりたい自分、でも変わらない身体。そりゃあ焦るしもどかしいよね。しかもまだ子供な訳だし。
個人的にはララが行きずりの恋をしにいくシーンが切なかった。自分が女だということを感じたくて行ったのに、逆に自分の男性器の存在を強く認識することになってしまう。生理現象とはいえこれは辛すぎる…( ;꒳; )
唯一のストレス発散法だったバレエもできなくなっていよいよ追い詰められた彼女がとった行動は…あきらかに間違っていたけれど、それで自分が満足して前に進めるならいいと思う。特にこの年齢の頃って、自分がやりたいようにやる!ってのが強い指標だったりするから。
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