「思春期の女の子が孤独に葛藤する姿が辛く苦しい」Girl ガール まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
思春期の女の子が孤独に葛藤する姿が辛く苦しい
スクリーンには、バレリーナを夢見る努力家の女の子が映っていました。男の子はいませんでした。そのくらい女の子であることに違和感が無いのに、身体はどんどん違和感を与えていってしまう。心と身体がついていかない思春期のララが静かに葛藤し、一人で抱え込み、悩み、辛い行動をとってしまう姿が見ていて苦しかった。ラストは本当に衝撃的でした…。
ララは比較的周囲に理解者も多く家族も味方。それでも彼女は孤独で、1秒でも早く女の子になりたくて、それしか考えられない。もっと心を開ければ良かったのになぁ…。
そしてビクトール・ポルスターの演技、素晴らしかったです。
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