僕たちは希望という名の列車に乗ったのレビュー・感想・評価
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実話ならではにの驚き
以前30年程前にアメリカ映画の「いまを生きる」と言うのがあったが、今回の高校生はベルリンの壁が出来る5年前の東ドイツの生徒たち、これが実話というのが驚きです。とても良い映画でした。
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クローバー
ベルリンの壁が出来る5年前、まだ往来が出来た東ドイツで西側に憧れを持つと共に体制に抗う高校生たちの話。
西ドイツに行って観たハンガリーの民衆蜂起に感化され、サッカー選手の死にこじつけてクラス全員を巻き込み授業開始と共に2分間の黙祷を行ったことから話が拗れていくストーリー。。
そういう時代を経験したことも無ければ共産圏に産まれた訳でもないけれど、若者なりに弾圧され糾弾される思想と体制側の嘘と方便への反発心から覚悟へと繋がっていく様子に熱さを感じるし心に響く。
政治的なところや統制では間違いなく東側なんだけど、ソ連が入ってきたばかりの頃だからか高校生たちの日常や普段の生活環境は案外軽い感じがするのもギャップになっていて良かった。
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