劇場公開日 2019年5月17日

  • 予告編を見る

「二本立て一本目。光り輝く青春ものかと。 違いますやん、どころか、重...」僕たちは希望という名の列車に乗った はむひろみさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5二本立て一本目。光り輝く青春ものかと。 違いますやん、どころか、重...

2019年10月13日
iPhoneアプリから投稿

二本立て一本目。光り輝く青春ものかと。
違いますやん、どころか、重すぎますやん。

ハンガリー動乱の犠牲者に追悼の黙祷をしただけで…東ドイツ、ソ連、怖すぎ。
誰が首謀者かを探る為の密告奨励。ほぼ恫喝の聞き取り。なんて汚い圧のかけ方。仕事で似た経験のある私は虫唾が走りました。
浮気姉ちゃんはじめ、ラストの若者の決断はなかなかグッときます。最後まで同調せん奴もおったな、あれはあれで勇気がいると思う。彼らが、そして家族がその後どうなったのかが知りたい。

社会主義って怖いイメージだけど、実際はどうなんだろう。知らずに安易には否定できないですよね。共産主義とは何か違う?ちゃんと勉強しとけば良かった。
それも含めて若者に見て何かを感じて欲しい素晴らしい作品でした。見るべし!

はむひろみ