「若い娘5人が作業着を着て、黙々と草刈りする姿に感動した!!」映画 ゆるキャン△ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
若い娘5人が作業着を着て、黙々と草刈りする姿に感動した!!
こんな彼女たちが災害地の復興ボランティアを出来る人たちなんだなぁ。
対価を求めない生き方に、感動する。
アウトドアで食べる美味しいキャンプ飯に舌鼓を打ち、
離れ離れに働く女友だち5人が集結して、またひとつのことに取り組む姿を、
まったりと描く『ゆるキャン△』映画版です。
山梨県の過疎の村で、
数年前に閉鎖された施設跡地を、
「キャンプ場を建設しよう!!」
そんな内容です。
ゆるキャン、初体験。
ゆるキャンのキャンはキャンプの事だったのか?
はじめて知ったほど無知でした。
本栖高校を卒業して数年、
各務原なでしこは、東京都内のアウトドア用品店勤務。
名古屋のタウン情報誌の編集部で働く志摩リン。
山梨県の観光推進課で働く大垣千明。
小学校教師の犬山あおい。
そして斉藤恵那の5人。
山梨県観光推進課勤務の千明に、山梨の閉鎖された施設跡地の有効利用を
尋ねられて、
思わず「キャンプ場にしたら?」と、答えたリン。
千明がみんなに声をかけた事で、
「みんなでキャンプ場作るぞ!!プロジェクト」がスタートする。
東京在住のなでしこ。
名古屋在住のリン。
集合は山梨県。
大人になった彼女たちは学生時代よりちょっとだけリッチ。
車を持つ者。
バイクのリンは名古屋→山梨、片道4時間飛ばして往復する。
草刈りや整地やゴミ片付けを黙々とこなす5人。
お金のためにではなく、仲間が集まる幸せ!
集いの場所を築く幸せ!
敷地からなんと縄文土器が発見される・・・なんてアクシデントで、
プロジェクト頓挫!?
かと思われたが・・・
元気だけは無限大にある、
そう言うなでしこ。
イイなあー、若さって!!
男に声をかけない彼女たちは潔い!!
大人になっても出来ないことってあるんだね!!
(それも、大人になってはじめて気付いた事)
仕事の責任は重くなり、自分の時間も減る。
でも、仲間たちの絆は永遠。
彼女たちはこれからも、まだ見ぬ日本、そして世界を、
知らない地球をゆるゆると体感する筈だ!!