麻雀放浪記2020のレビュー・感想・評価
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惜しいなぁ…。
くだらなさが面白い!
どんな映画にしたかったのだろう
あの麻雀放浪記とは別物になるだろうことは予想できたので、そこでの失望はなかった。でも、麻雀やチンチロリンの迫力がなく、コメディとしてもおふざけレベル、近未来の設定も甘い、ラブストーリーとしてもドキドキ感がない。いいところがない。観ながらここまで戸惑う映画も珍しい。
近未来の設定はちゃんと語らないとダメでしょ。全然状況が入ってこないもの。ちゃんと説明した上で、タイムスリップじゃなくて、パラレルワールドの現代日本を舞台にした新たな麻雀放浪記(基本ストーリーはそのまま)にした方がまだよかった気がする。
元からこんな映画が作りたかったのか、誰かの横やりが入ってこんな内容になったのか気になる。もし前者なら白石監督は徹底的に自分とは合わないんだな。確かめようがないけど。
バカバカしくて凄い好き
これ原案・阿佐田哲也でいいの? ってくらい原型はとどめてないけど、坊や哲、ドサ健、出目徳、女衒の達、ママと出てくるからいいのか。
脚本バカバカしくていいよね。心情描写ほとんどなくて、淡々と進んでくのもいい。
ところどころ「あれ? 本当に面白い」ってとこがあるんだけど、エンドロールの「プロット協力 片山まさゆき」を観て納得。そういうノリだった。
岡崎体育いいね。怪しい感じが良かった。これから色んな映画に出るだろうな。
斎藤工は仕事選ぼうよって気もするんだけど、寧ろ厳選してこれなんだろうな。その姿勢がいい。
チャラン・ポ・ランタンの もも は、はじめ「なんだこの女」って感じなんだけど、だんだん可愛く見えてくるんだよね。きれいすぎないヒロインが作風に合ってて良かった。
ベッキーのAI感もすごかったな。独り二の二の天和を決めるところの描写も良かった。足舐められるのは大変だなと思ったけど。
何も考えずにぼーっと観るにはすごく良い映画だと思うよ。
コメディはこうでなくちゃ
内容はぶっ飛んでて一見失笑感もあるが、これは確信犯でやってる。政治とか芸能とか世間の色んなことへの皮肉が込められていて、よくぞの思いも含めて笑い飛ばしたい。特に悪者と見るやよってたかって叩きまくるクソみたいな風潮を皮肉ったシーンがあり、皮肉にもピエール瀧の件と被ってしまったが、それでも上映取り止めみたいな腰の引けた対応をしなかったところは、作り手達の気概を感じる。コメディはこうでなくちゃ。
すべりコンベア
近未来ブラックユーモア風で終始展開するが、九分九厘滑ってましたよ 笑
唯一の笑いどころはピエール滝が出てるとこでしょう、
強烈な皮肉になってました 笑
あと、ベッキーがちょっとエロかったとこくらいか?
今後あの路線で行くのでしょうか?
残念ながら、今回は良作である前作の良さが全く受け継がれてません。
古き良き時代の情緒や人情味、人間ドラマが描かれてませんでした。
昭和テツ?、、
いや、ゆとりだろ 笑笑
ハッキリ言って近未来コメディー映画❗
星🌟🌟🌟🌟前作真田広之主演の作品は観てないのですがこちらは前作と違ってコメディータッチになってました❗正直最初戸惑ったのですがコメディー映画と割り切って観れば意外と面白かったです❗斎藤工のコメディー作品は観たことがなかったのですが真面目に可笑しいことを演じていてそれが意外と新鮮で良かったです❗ドテ子役のももも役に合っていて地下アイドルにしてはとうがたってて売れないのも解るし事務所の社長役の竹中直人も久しぶりにコミカルな演技で熱演していて面白かったです❗ただベッキーが戦後間もないのに外人で飲み屋のママはちょっと…と思ったのですがラストアリータのパロディーで納得しました❗たぶん評価が分かれる作品だと思いますが私は意外と楽しめた作品でした❗
中途半端
ピエールの逮捕こそが、奇跡のリーチ一発!
戦後日本のバクチ打ちの非常識が現代に蘇るとどうなるか? 現代にも非常識な奴はいっぱいいるじゃないか!という映画。
ピエール瀧の逮捕こそが、奇跡のリーチ一発!
なにしろピエール瀧の出演シーンなんて、前後関係なくカットできる。"撮り直し"で悩む必要もないし、ましてや"公開が危ぶまれる"なんてことはまったくない。降って湧いた大プロモーションで、むしろこの映画の仕上げだったりする(笑)。
一事が万事。それほどぶっ飛んでいる作品なのだ。
いちおう「麻雀放浪記」(1984)の翻案SFということになっているが、主人公の"坊や哲"(斎藤工)が1945年から2020年にタイムスリップしてくるだけのパロディである。阿佐田哲也の原作を引き継いでいるのは、その精神性だけかもしれない。白石和彌監督の悪ノリ全開のシュールレアリズム・コメディといったほうが正しい。
映画では2020年の東京オリンピックが中止になっているが、その理由が直前に起きた戦争という設定。戦争と背中合わせである世界情勢と日本も無関係ではないこと、東京オリンピックも中止になってしまえ!というブラックジョーク。
劇中では、"ふんどしシャブシャブ"が出てきたり、"賭博の謝罪会見"があったり、"謝罪"つながりでベッキー、元東京都知事役で舛添要一も本人役で出演する。
映画としてもアバンギャルドで、全編をiPhone撮影でこなす。もちろんデジタル6.5K作品とは比べるべくもないが、この程度の画質の映画は山ほどある。部分的に解像度がもの足りなく感じるのは、iPhoneだと知っているからかもしれない。
いまやレンズ交換式デジカメとスマホカメラのSPEC差は、ほとんどない。プロ独自のテクニックでさえ、AIがサポートしてくれる。
そんな今を揶揄するかのようにAI雀士が登場する。AIがあらゆる専門職を乗っ取ってしまう近未来を描いている。
またモチーフとして昭和映画や近未来SF映画、ヤクザ映画、ピンク映画などをB級ノリで使いまくっている。
実験的映画といえば褒めすぎ。"旬"を楽しむ映画である。ギャグには現在性しかなく、劇場上映で笑い飛ばすのが正しい。パッケージや配信になって見るような普遍性などあろうはずもない。それ自体が近未来だし。
(2019/4/6/TOHOシネマズ上野/シネスコ)
以外と面白かった。
ピエール瀧さんの件がなかったら、多分見ないでいただろう作品でしたが、以外にも楽しめました。
麻雀のことも分からず、原作も知らないので何の期待もせず、ただの一作品として鑑賞しました。
つまらなかったら途中で出ようとすら思っていたのですが、以外にも面白くて、気が付けばふんどしに笑い、最後の対局と結末を夢中になって見ていました。
斎藤工さんの演技も素晴らしく、また周りを固める小松政夫さん、的場浩司さん、ベッキーさんは素晴らく見応えある演技バトルを繰り広げていたと思います(麻雀のルールは分かりませんが)。
竹中直人さんはくどい気はしましたが…。
皆さんがレビューされているほど悪くないですよ、というのが素直な感想です。
ベッキーは良かったけど
残念ながら何度も欠伸が出た。
全体の感想は、監督、脚本、俳優がチグハグで噛み合っていないということ。
がっかりしたのは、哲が成り上がって行くのが見せ場なのに、さらっと進んでしまって、カタルシスがない。
また墜ちる理由も唐突で、チンチロを無理やり入れ込んだ感じで、感情移入できず。脚本の浅さ、練り込み不足が見られた。
編集、もっとテンポ良くできる。2時間はちょっと長い。
セット、閉塞感、圧迫感、逃げられない感じが続くのは辛い。
居心地の悪さ、臭いがしそうな不愉快さはリアルだが。
美術、ごちゃごちゃ。
情報が多く、読んでも別にストーリーと関連もなく、疲れる。
諷刺、監視社会と東京オリンピック批判は良いが、警官の描写は単調。
撮影、iPhone画面は安っぽくてマイナス。
揺れなくて良い所で揺れる。
コメディだからこそ綺麗な絵の方が良い。
と、色々不満を挙げたが、事前に読んだ原作よりは良い。
原作もかなり支離滅裂で、人物描写が下手なのに評価が高すぎる。
瀧は、本当に端役で拍子抜け。
こんな役に、とばっちりで公開中止になっていたら、確かに勿体無い。
ただ、カットでも撮り直しでも楽にできるだろうと思われる出演時間。
「逆に話題になってラッキーだったんじゃ?」という爆笑問題太田の感想は、ドンピシャ。
白石監督は何か持ってる。
期待しないで観たので腹を立てずに済んだ。
むしろベッキーの演技力に驚いた。
演技は、主役○、小松◎、的場△、竹中は私は昔から生理的に✕。
ヒロインも最後まで可愛く見えては来なかった。
パンフレットが売切れは邦画で初めてだったが、買えないで私には正解。
ただ白石監督には期待している。
今の邦画では監督しか観る価値がない。
無茶苦茶な映画☆
やっちまったな・・・斎藤さん
斉藤工さんが、構想10年って語ってたし、体張った番宣してたし・・・
外すだろうと思いながら、いつもの劇場で時間確認するとやってない^^;;;
大阪まで行ってレイトショー鑑賞しました。
話題のピエールさん出てましたけど、出てなきゃ出てなくてもいいレベル
全編iPhoneで撮影って部分は、メイキング見ないと分からないレベル
設定も無茶振り感満載で、斎藤工が”20歳で童貞”ってのは無理くり過ぎるレベル(^◇^;)
そして誰!?って感じのヒロインにテンション下がり、モニタリングかよwって感じのベッキーと竹中さんの悪ノリがね、、、
Vシネマレベルにしてしまった感はある〜☆1.6
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