劇場公開日 2019年5月17日

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「テレビマンたちのレベルが知れる作品」コンフィデンスマンJP お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0テレビマンたちのレベルが知れる作品

2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

これはひどい映画。
予告編だけ観てれば良かった、そんな作品でした。

ストーリーは糸がもつれてこんがらがり、最後には「大量の偶然+後講釈」のお蔭をもって、なんとかまとめてはいるけれど、だから何っていう感じ。
まったく爽快感がなく、ニセモノ感が半端ない映画でした。

ターゲットに据えた「世界でも指折りのダイヤモンド」って小道具にしても、夜店のパチ物にしか見えません。
第一、詐欺師のお話のはずなのに、これじゃ、泥棒じゃん。

生活圏の狭いテレビマンたちが、自分の手の届く範囲内だけでお手軽にキャスティングし、チャチャチャと作った矮小作で、こんなの恥ずかしくて、特に海外の人には見せられないシロモノだと思いました。

とりわけ東出昌大のセリフ棒読み感が半端なく、他の芸達者な、たとえば長澤まさみや小日向文世などレベルの高い演技者の横にいて、違和感がすざまじかったです。

お水汲み当番