「白線を引くのは難しい」さよなら、退屈なレオニー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
白線を引くのは難しい
卒業を1ヵ月後に控えた17歳のカナダ人女子高生が家族や自分を考えるお話。
共に暮らす母親や代理父には心を開かず、友人と一緒にいてもちょっと浮いていて我が道を進みたい主人公がちょっと空気感の違うギター講師と行動を共にする様になって行くストーリー。
やんちゃな感じでもないし、修道院の件ではブチキレるも一人になってからだし直ぐに次を当たるし、実父が好きだし信頼しているが故のところから来るイラつきだったり、将来のことというよりも自分のいる場いたい場所を模索している様な印象。
主人公の成長物語なんだろうけど大きな変化はみられず、その年代を遥か昔に通り過ぎたオッサンには何とな~く気持ちはわかるよ程度だけど、不思議とつまらなくはなかった。…主人公がキレイな顔をしていたからか?
代理父との口論はもっと早くにあった方が良かった気がするけど、そうすると山が更に小さくなっちゃうか。
彼女がロリポップを舐めたら要注意ということで。
ところで、作中のラジオで話してはいたけれど、原題を把握していないと蛍の比喩はわかり難いし、最後はちょっとわざとらしい。
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