「切ない・・・」プロジェクト・グーテンベルク 贋札王 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
切ない・・・
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シウチンにとっては、愛する人が本当の自分を愛してくれない悲恋物語。画家に取っては最後まで本物に届かない悲恋物語。何かどんでん返しはあると思っていたが、画家がチョウ・ユンファでなく、アーロン・クォックだったとは。しかも、ユンと恋人同士ではなく、単なる憧れていた隣人だっとは。冒頭はオーシャンズを思わせる、偽札作りの工程におけるそれぞれの専門家が描かれたり、違うのはリーダーであるチョウ・ユンファが殺しも厭わない非情だということ。将軍と呼ばれる軍隊を持つテロリストを男たちの挽歌を思わせるマシンガンで壊滅させるところはちょっとやり過ぎか。後半はどうやってアーロンが組織を抜けるだろうと思いきや、どんでん返しでした。ユンは夫を殺され、完全に逆恨み?ストーカー?に巻き込まれた一番の被害者。
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