「ジム・ジャームッシュが突然!でもネー!」カーマイン・ストリート・ギター マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ジム・ジャームッシュが突然!でもネー!
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日本は木材の国。1850年以前の建物は沢山建っているはずだ。
つまり、古い物が良い音が出ると言うなら、日本でこそ廃材ギターの職人が出ても良いと感じた。
ここでは平板の木材からエレキギターを作る所だけ映しているが、周りを取り巻いている商品の半分が、薄板をはって箱を作ったギターである。
はたして、どちらの音色が良いのか?手間と経費を考えて、平板エレキギターの方を優先して作っているのだと思う。
良い音を追求する職人である事は認める。その職人が、平板エレキギターの創造にこだわるのは、アンプを通せば、箱型ギターよりも良い音が出るか、同等の同種の音が出るのだと思う。しかし、厳密に言えば、現在の技術力をもっても、箱型のギターの方が良い音が出るのではないだろうか?
だから、販売している訳だし。
ジム・ジャームッシュが突然!でも。
黒人のお客さんが1人だけって何か意味があるのか?
多分、経済的な理由だろうな。
廃材だけれども歴史的な付加価値を価格に反映させて利益にしている。廃材だけどもね。資本主義的マジックだ!!
追記
ここで弾くエレキギターの音が良く聞こえるのは、映画で使う録音用のアンプを通して映画に直接取り入りているから。
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