劇場公開日 2019年8月10日

カーマイン・ストリート・ギターのレビュー・感想・評価

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全13件を表示

4.0腕がいいのは無論のこと、卓越した「聴く力」が職人リックの最大の武器

AuVisさん
2019年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

知的

楽器好きにはたまらない企画。事前に「NYの古い建物の廃材でエレキギターを作る職人」と知り、音質よりも希少性が価値なんだろうなと先入観を抱いたが、間違いだった。老舗ギターショップの主が木材に固有の響きを聴き取り、成形し、その魅力を最大限に生かすべくピックアップなど音を増幅させるパーツを加え、磨き塗装して完成させる。出てくる音が、あたたかくぬくもりがあって実にいい。豊かな倍音が心地よく、生で聴けたら一層素晴らしいだろう。

リックが店を長年続けられている秘密はもう一つ、顧客たちの記憶や思いをさりげなく引き出す「傾聴力」にある。店を訪れギターを鳴らす客たちは、音色に感激して子供のような表情を浮かべ、自らのキャリアにまつわるエピソードを店主に語り出す。顧客にとってはリックと語る時間も付加価値なのだろう。客たちが逸品のギターを演奏する音と、彼らが語る思い出の両方が、まさに滋味あふれるエンタメなのだ。

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AuVis

4.0のほほんとした空気のすき間から世知辛い時代の風が吹いてくる。

2019年8月23日
PCから投稿

ニューヨークに実在するハンドメイドギターショップのドキュメンタリーで、次々と現れる豪華ゲストが一曲弾き語りをしてくれたりするので、まるで金太郎飴みたいに同じことを繰り返す構成も楽しく観ていられる。店主や弟子とミュージシャンとの語らいのレイドバック感にも、つい微笑んでしまう。

ただ、このギターショップがあるのはマンハッタンでも指折りの人気地区であるグリニッジビレッジで、普通の人間が住めるような家賃の場所ではない。幸運にも店は続いているようだが、近所のおなじみさんが残っているとしても、相当な金持ちしかいないはずだ。

そういった時代の変化は、映画の中でも語られているし、マーク・リーボウのような名ギタリストが「クレームが来るから家では練習できない」とボヤくのは、現代の世知辛さが象徴されている。都会のオアシスのようなギターショップの映画だが、このオアシスがいつまで存在していられるのか? 心のどこかで心配しながら観てしまいました。いつか行ってみたいから続いて欲しいです!

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バッハ。

3.5これを観ると、伝説のギター店に行ってみたくなること間違いなし

2019年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

幸せ

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ぐうたら

4.0テレキャスター

2019年9月11日
iPhoneアプリから投稿

何も起きないしギターの音が気持ちよくて幸せになれる映画。
壁に飾ってある写真のうち、ロバートクワインのだけが何度直しても曲がるのがおかしいです。
エレキはテレキャスに始まりテレキャスで終わるのかな

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Imitations guitar

4.0とても良い映画

stoneageさん
2019年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

エレキギターをやっている人は、必見の映画でしょう(笑)

エレキの生鳴りの良さを、映像で上手く捉えています。

FenderやGibsonのギターを楽器屋で試奏してもあまりピンと来なかった人も、この映画を観れば、弦がそのボディやネックと共鳴して響きあっているのが直感的に分かる…そんな映像になっていると思いました。

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stoneage

3.0職人のこだわりドキュメンタリー。

2019年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

音楽は好きだけども、ギターについては全くの素人ですが、楽しめました。
毎日繰り返されているであろう、ギター職人の日常の切り取り。ニューヨークのまちの古い建物の解体現場からでる廃材を利用して作り出される、廃材ギター。見た目も廃材っぽさ満点で、個性的で音が最高って!客とのさりげないやり取りや、弟子とのやりとりやら、コメントは一切ないから淡々と進む日常。
途中途中でビックネームな方達が来るんだけども、個人的にはジム・ジャームッシュはぶっ込みでしょうよと思います。弦くらい自分で替えようよ…。

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motohayako

2.5ギター好きには堪らない?!

y.summerさん
2019年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

寝られる

ギターに興味ないけど、ドキュメンタリーを観たくて訪れた作品。ギターの音色に眠りを誘われてしまったが。

NYの歴史的廃材から名品を作る匠。信頼を寄せる名だたるミュージシャン。匠に憧れ、継ごうとする弟子。
これらは日本の伝統や文化、職人技にも通ずるものであり、途絶えさせてはいけないものだと思った。

しあわせな気持ちにさせてくれる作品。

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y.summer

3.0やっぱりギター手作りなんてあんま聞かないものね

mikyoさん
2019年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

修理してくれたりして、奏者に渡して演奏してもらったりすると、「いいね」と言われてるのだけど、いかんせん演奏もしなければ構造がわからないので、どうなっているのかわからないけど、魔法みたいで面白い。

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mikyo

4.0知らないプレイヤーもいましたが 素晴らしい演奏に知らず知らず顔がほ...

2019年8月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知らないプレイヤーもいましたが 素晴らしい演奏に知らず知らず顔がほころんでしまいました。ギターの音色も材質が変わるとこんなに違うんですね。演奏を聴いている時のリックの幸せそうな顔がなんともいえませんでした。映画終了後 展示されていたギターの前におじ様方が沢山集まって 撮影会のような賑わいでした。

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シネマニア

5.0ニューヨークの片隅で音楽文化を支える人々

2019年8月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ニューヨークの片隅の小さなギターショップ「カーマイン・ストリート・ギター 」の1週間を体験する。

そこでは、ミュージシャン達が入れ替わり現れては、ショップの個性的なギターを奏でていく。

ちょっとしたメンテナンスや消耗品の交換も普通に受ける。

オーナーは、古い建物で材料の古材をもらい受け、それでハンドメイドのギターを作る。

貯金もなく、決して儲かる仕事ではないが、好きの情熱で、なんとかなると音楽を支えるショップの人々。

登場するミュージシャン達も、皆さん自然体で音楽を奏でて、なんと魅力的なのだろう。

カメラは、ほとんど動かず、ナレーションもなく会話だけで静かに進行するし、劇中の音楽、店に来たミュージシャンが弾くギター音だけだが、とても豊かでシンプルなライブに遭遇した気分。

ショップと同じ小さな作品ですが、心地よく楽しめます。

しかし配役にあるカーク・ダグラスは俳優ではなくて、ヒップホップバントの「ザ・ルーツ」のギタリストのキャプテン" カーク・ダグラスでした。映画.comのデータはいい加減だなぁ。

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ミラーズ

4.5ギターの形のケーキも三角カット

ワンコさん
2019年8月15日
iPhoneアプリから投稿

ちょっとしたライブを聴きに行った感じだった。
ニューヨークの建物の廃材を使って作られるギターは風合いだけでなく、音や響き方も違って、また、店を訪れるギタリストの奏でるスタイルも音も異なり、これ程、千差万別なんだと改めて思う。
おまけに、ジム・ジャームッシュまで登場して、なんか得した気分にもなった。

最近は、日本人の日本人による日本人礼賛番組が多いように思うが、世界のあちこちにも、こうした手仕事を大切にして、リサイクルを通して、作品に魂だけではなく、歴史も刻み、沢山の人を魅了する職人がいることは、もっと多くの人に知ってもらえたらなと思った。

リックが、廃材の傷は、人が顔に刻んだシワと同じなんだと言う。
リックのギタリストに向けたメッセージは、時には詩のようでもあり、場合によっては哲学のようでもあり、そして、寄り添う言葉となって心に響いていく。

シンディへの気遣いも、シンディのリックに対する感謝にも、何か胸が熱くなる想いだった。
そして、ギターの形のシンディ5周年記念ケーキも、結局は三角にカットしちゃうのかと思って、少し笑わせてもらった。

なんかステキなドキュメンタリー映画だった。
因みに、インスタでカーマインストリートギターズに行くと、ちょっとだけギタリストの演奏シーンがあります。また、シネマカリテに展示してあるギターもちゃんとアップされてました。
是非、チェックを!

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ワンコ

4.0"ニューヨークの骨"

2019年8月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

電話を取り店名を挨拶がわりに、母親のユッタリした行動がそのまま店を流れる優しい時間に。

互いに背を向けそれぞれの仕事に勤しむ時間が静かに流れ、様々なミュージシャンとの出会いや世間話が、大切で知的な雰囲気を醸しながらギターの音色が心地良く。

月〜金までの日常を飾る事なく映像に、そのどれもが刺激的であり師匠が弟子を祝う古材からケーキに材料を変えたギターを前に、涙腺もゆるみ。

音楽好きからギター好き、それよりも職人気質の人には堪らない映画だと思うし、ヘタにTVドキュメントで放映とかの形にならなかったのが救いでもあり、ドキュメンタリー映画として素晴らしく、切っ掛けを作ったジャームッシュの為せる技でもあるような!?

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万年 東一

3.5グレイト・ヴァイブ!

Imperatorさん
2019年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

NYの築200年以上の建築物の廃材(よって材料費はタダ)を、ギターとして蘇らせることに情熱を燃やす職人リックの店の物語。「42 Carmine Street」でググれば 、ストリートビューで見ることができるが、平凡な通りに面した小さな店に見える。

アコースティック・ギターも多数あるようだが、映画では話はエレキに集中する。さすがにネック部分は普通にきれいに仕上げてあるが、ボディはまさに廃材というものも散見する。材の継ぎ目あり、節や模様あり、表面にはキズや凹凸あり・・・。
ピックアップがたった一つのものもあった。また、弟子のシンディは、元グラフィックアーティストのようで、焦がして絵を焼き付けるなど、自由なギターが手作りで生まれている店だ。

こういうギターは、エフェクトを抑えて、生の音をそのまま増幅し、いかにも材木で反響・共鳴しているといった感じの響きを堪能した方が良いように思われた。
音響学的には、決して優等生ではない異端児だろうが、要は、誰がどう弾くかである。名人が弾けば、独特の味わいを持つ「Great Vibration」を聞かせるのだ。

実際の制作過程はあまり映されず(ちょっと期待外れだった)、(事情通の人は別として)一般の鑑賞者には80分の長さは必要ない感じなので減点したが、観ていて、いや、聴いていて至福の時間であった。

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Imperator
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