劇場公開日 2020年1月18日

「民家の中を通る列車」ブラ!ブラ!ブラ! 胸いっぱいの愛を kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0民家の中を通る列車

2022年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 どうして民家の中を走るのか。もしかして鉄道が敷かれた後に住民が集まってきたのではないだろうか?などと、線路を挟んで洗濯物を干す人々、線路の中でテーブルを囲む人々、不思議な田舎町の光景に目を奪われた。

 メインはブラだけど、定年退職する前から列車に引っかかったシーツやボールなどを住民達に返していたヌルラン。家から男が出てくるとすぐ退散。女性がいたら、とにかくブラ装着してもらうという、シンデレラのガラスの靴の持ち主を探すかのように一軒一軒訪ねて廻る。女性はみんな青いブラを欲しがる・・・ついにブラ売りのおじさんと化したヌルラン。

 高価で貴重なブラというほどではないけど、みんな欲しがるブラ。中にはヌルランを誘惑しようとした未亡人もいたり、スタイルを気にする女性もいたり、初めてのブラに憧れるティーネイジャーもいたりと多種多様。電車が来るとき笛吹く少年とともに作戦を練ったり、最終手段として検診レントゲン車を使用?!blah-blah-blah

 終盤はちょっとした恐怖映像もあるけど、ラストでは幸せ気分に浸れる。やっぱりブラとパンティはお揃いじゃなきゃ・・・ちなみにレッド・ツェッペリンの曲はかかりません!

kossy