「エルヴィスは建物を出た」アマンダと僕 くりさんの映画レビュー(感想・評価)
エルヴィスは建物を出た
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本当に悲しい出来事が
おきたとき、
人は感情がおいつかない
昔に納めた記憶の引き出しから
ひとつ、ふたつと
でてくる懐かしい思い出。
それと、今の気持ちが
一緒になったとき
溢れでる感情は制御できない。
もうおしまい
という、
比喩として教えてもらった
「プレスリーは建物を出た」という
言葉は
忘れられないフレーズですね。
日常の出来事に
自分のなりいきを
重ねてしまうのは、
よくあること。
テニスプレイヤーに
自分の閉塞感を感じ
もうおしまいと泣いてしまった
アマンダには
とても身近に感じられました。
はたから見れば、
訳がわからない涙も、
本人からすればひとつの
連続したエピソードの一部。
経験した人もいるんじゃないかな。
自分が泣くのも、
人が泣いているのも。
寄り添う事の意味を
じんわり味わえる作品でした。
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