「我が身に降りかかる不幸と、そして希望について。」アマンダと僕 Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
我が身に降りかかる不幸と、そして希望について。
この映画は、見たままに感じればいいと思う。
映画好きなら、損はしないでしょう。
別の観点から考察すると。
無差別テロは、日本ではあまり考えられなかったが、
実際、日本でも起こってしまった。
それも、なんらかの思想犯とかでもなく、
突然に起きた。
それとは別に、いきなり暴走する車にはねられたりしても。
突然、親しい誰かを失ってしまうという事件は、
テロだけでなく身近に存在するのは事実。
その確率は、かなり低いと言えども、決してゼロでは無い。
だからと言って、そんな不幸を考え続けて生活する事も不可能な話。そんな事してたら、精神的まいってしまう。
逆に、宝くじがいつか当たるぞ!って
夢ばかり見ている人もいない。
どっちにしても、文字通り宝くじが当たる確率。
実際、この映画の青年の様に、突然その状況になり、
どうすればいいか悩み、行動する事になる。
何が正解かも、わからない。
映画を、見た後ぐらい、自分自身が、もしこうなったらどうしようとか
考えておくのも、悪くないどころか、是非すべきだ!
自分なんか、だいぶ年寄りの親父がいて、いつか絶対に死ぬのわかってたのに、なんの準備もしないでいて、
(具体的な準備も、心の準備も)しかもひとりっ子で、アタフタしてしまった。
まあ、逆に忙しくて、悲しむ暇無くて良かったとも言えるけど、体力的にはキツかった。
日頃、多少鍛えていたから、良かったけども、今考えると
もうやりたくないぞ。
あと、カウンセラーに相談するって、フランスでは一般的なのかな?自分の近くでは全然聞かないけど。
安くて、気楽なら、是非相談してみたい事もあるけど、
どんなもんかな?
映画みて、人生の疑似体験して、楽しんでレビュー書いて、自分で答えを見つける方が、今は良いと思う。