「弟の嫉妬が爆発してすごい事になりそうなのが目に見えててエンドロールが楽しめない。」クリスマス・カンパニー うさぴさんの映画レビュー(感想・評価)
弟の嫉妬が爆発してすごい事になりそうなのが目に見えててエンドロールが楽しめない。
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この映画はラストがやばいです。
がっつりネタバレ書いちゃいますけど、ラスト、弟のプレゼントだけ「おもちゃ」ですよね。
兄には本物のバイク、妻には(おそらく)本物の家。
映画を通してず~~~っと問題を起こしてばかりだった弟。できる兄を僻んでいる弟。
その弟の願いが「アパートがほしい」でサンタが用意したのが人形用のアパート。
となりには兄の「バイクがほしい」という願い通り本物のバイクがプレゼントされているのに、ですよ。
こりゃ~~~あの家はあのあと荒れますよね。
「なんで俺だけ!!」って弟めちゃくちゃ怒って家に火とかつけちゃうんじゃないでしょうか。
確かに兄の功績から考えたらサンタが本物のバイクをプレゼントしちゃう気持ちはかなり頷けるのですが、その理論があの弟にも通用するかというと無理だと思います。
そこそこ良い話だったのに、最後の最後でサンタがプレゼントにものすっごい格差(兄のプレゼント300万円くらい、弟のプレゼント3万円くらい)をつけたせいで、あー、こりゃ兄弟仲も終わりだわ・・と少し絶望してしまいました。
ていうか、あの弟は映画の中でもっとしっかり改心させるべきでした。
だからラストのプレゼントがもやもや~となって、「面白かったー!」というスッキリした後味がなくて、「ええ・・・この後この家族どうなんの・・・」と心配して終わりというなんとも残念な感じになります。
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