劇場公開日 2018年12月15日

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「最期?の勇姿」モーターヘッド クリーン・ユア・クロック 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0最期?の勇姿

2018年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

痩せ細り衰えた身体から力を込めて声を振り絞る鬼気迫った表情に最後までロックンロールでPUNKだったレミー!!

デカいスクリーンでデカい音で爆音で大迫力の興奮の中まるでその場所に存在していないようなポツリと佇むレミーが弱々しくて哀しげでもあり観ているこっちが何かしらのショックを受けてしまう。

一曲終わる度に刻々と命が削られて死へ近づいている緊張感でイッパイになり目頭も熱くなる。

何となく「LUCKY」でのハリー・ディーン・スタントンを思い出してしまった。

声も弱々しく直立不動のまま奏でる音の力も無く憔悴仕切った姿を晒してまでステージに立ったレミーの凄味がリアルに伝わってくる。

万年 東一