劇場公開日 2019年5月31日

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「くりまらないようにゆーっとすればよいお話」長いお別れ 映画マン返上✔︎マン年寝太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5くりまらないようにゆーっとすればよいお話

2019年6月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

難しい

幸せ

寝られる

冒頭からしっかり掴まれてお話に引き込まれ、役者さんの演技も概ね自然体で違和感少なくとても安心して観られたのですが★4、中盤あたりから段々と退屈を覚え★2.5、後半はまるっと観終えてしまいました。

徐々に認知機能の衰えてゆくお父さんと7年に渡って付き合う家族の葛藤と人間模様を描いたお話なので、題材からしてそんな派手で愉快なものにはなり難いテーマですが、どこの家庭でも高齢者は大なり小なりこうなる可能性があるわけで、そんな忍耐力勝負な様をつい我が身にも当てはめて想像してしまい、こんななったら周りは大変だな〜 自分だって(世話する側としてではなく)この先どうなることやら〜 と観ててちょっとしんどい気分にもなりがちで考えさせられます。覚悟しとかなきゃね。で、覚悟しててもやっぱり大変だしね。人生最後の終活ってめんどくさ〜いわ😩

このお話はお母さん他周りの見守る人々の懐の深さもあり、ロングなのは辛くて大変でしたでしょうが、ソフトなランディングであったと言えるのではないでしょうか。

追記:八十後半になり物忘れが増えてきた我が父とそして彼を世話をする母も、今後こうならずに済めば良いのですが一応ケーススタディというか予習的な意味合いも込め、この作品を観ておいて貰いたいなぁと常々思いつつ機会を伺っていたところ、ちょっとした勘違いによる抵抗の齟齬も乗り越えてやっと念願が叶い皆で一緒に自宅鑑賞をすることができました🙏🏼
両親からは登場人物たちが前向きで、タイトルで警戒していたのと違い暗い悲惨な話などではなくなかなか良い映画だったという評価を貰いました🙆🏻‍♂️🙆🏻‍♀️
「認知症」とは長い時間を掛けお別れしていく事。私も劇場鑑賞時の印象は薄れつつでしたが、改めて深く感銘を受け直すシーンもあり見直したのと、こうやって家族皆で問題をシェアできる良作品への感謝の意味合いも込め+⭐︎0.5👍🏼

寝落ちマン(次男)