「森七菜の顔がスマホより小さかった・・・気がした。」地獄少女 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
森七菜の顔がスマホより小さかった・・・気がした。
「人を呪わば穴二つ」という言葉に象徴される地獄少女。もちろん決め台詞の「いっぺん、死んでみる?」には毎回ドキドキさせられるのだが、映画オリジナルのストーリーということもあって、エピソードが全て繋がっている必殺技を使っていた。まさしく復讐の連鎖。赤を基調とした映像も毒々しくて奇麗なのだが、それよりもストーリー展開に惹き付けられる見事な脚本に恐れ入った。白石監督作品は数本しか見てないけど、多分現段階での彼の最高傑作になっていると思います。
基本的に地獄少女の閻魔あいと三藁の輪入道、骨女、一目連は無慈悲な人間によるイジメ、DV、個人的恨みを晴らすという必殺シリーズの流れを組む復讐劇。しかし、際立つ点は依頼人自身も死ぬときに地獄に落ちるという運命が科せられること。アニメは数本、ドラマは一切見てないのですが、一番ハマったのはCR地獄少女。リーチ後アクションもかなり長く、人によってはイライラするものの、当たったときには爽快感でいっぱいになるパチンコ機種だった。
インターネットの無い時代には新聞広告に載せるという手段だったことも明かされ、疑問も持たずに真っ新な気持ちになって鑑賞できます。あぁ、こいつがやられるな・・・などと地獄通信に繋がれ~と祈る気持ちにもなり、連鎖の終わりがどこなのかも気になってきます。
そしてやっぱり、『不能犯』で怪演を見せた触り尻が出演してなくて良かったと思える、問題のドラッグの経緯。俺なら売人を地獄に落として欲しくなるのですが、いかんせん、まだ事件前に作られた映画。このピンクのカプセルが・・・というシーンでは橋本まなみのエロチックな雰囲気。骨女というには肉付きがいいセクシーさ。ファンならたまらなくなることでしょう。「純度が低い」なる言葉がポンポン飛び出すのにも触り尻をいちいち思い出して、気分を高め過ぎて仕上がったキャラが『不能犯』だったのでしょう。
また、この作品の質を高めているのが麿赤兒の存在感!画面いっぱいに麿さんが映し出されると小便ちびりそうになります。でも実際の麿さんはとてもいい人。名前もわからないのに有名人だろうと思い、ちょっと喋った経験あり。
あの麿サンと喋った事あるんですか!
羨ましい…。
映画やドラマでは強烈印象ですが、何かの雑誌のインタビューでは笑顔が素敵なジェントルマンだった記事を覚えております。
kossyさん、コメントありがとうございます。実写化としては、アニメの雰囲気を生かした、まずまずの出来栄えでしたよね。麿赤兒さんの存在が大きかったと、自分も思います。
kossyさん、コメントありがとうございます。死ぬときに、地獄に連れて行かれるんですね。それを踏まえて、もう一回、観たいくらいです〜。
私も、麿赤兒さんの起用、びっくりでした。この人の怖い顔は、ヤクザ映画用だと思ってたので…。
kossyさんへ
あーやっぱり。これはホラーの勘定に入らないか。通りで全然ビビらんと思ったw 来週ですか?ドクタースリープ。またまたビビリ報告になりそうですw