「ブリーフ、一丁と顔芸」マンディ 地獄のロード・ウォリアー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ブリーフ、一丁と顔芸
90分以内の上映時間でテンポ良く主演も無名の俳優を使っていたらカルトになれたカモ!?
こんなの"カリコレ"か"未体験ゾーン"の類になってもおかしくない作品だと。
監督の次回作は気になるし所々に出てくるタイトル文字や夢の中でのアニメ描写などセンスは良い。
まるで「マッドマックス」での族から逃げて家族で過ごすマッタリ描写を思わせる前半の長ったらしい時間の流れと単純に復讐モノを二時間の長尺にしてしまうのは凡人には出来ないワザ!?
マンソン・ファミリーを彷彿とさせるカルト教団の割にそれぞれのキャラが際立っていなかったり怪物バイカー集団との対決シーンの描写がイマイチ単調なのは否めない。
サイケなトリップ映像で魅せる長ったらしいが雰囲気は良い前半に反して後半はハードロックでもメタルでも良いから音楽ガンガンで勢いとテンションMAXで突き抜けていたら傑作にもなれたカモ!?
セリフも少なく表情で演技するN・ケイジには失笑でトイレで雄叫びを絶叫するシーンは劇場内!大爆笑?
虎のプリントされたラグランを着る時にはブリーフのみで合わせるベシ!?
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