「傑作になり損ねたカルトムービー」マンディ 地獄のロード・ウォリアー mikirokkuさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作になり損ねたカルトムービー
惜しい、惜しすぎる。
開始5分で「これは…傑作誕生の予感!」と震えたのですが、予感止まりでした。
画も劇伴もニコケイの演技も完璧なシーンが幾つもあったのになぁ〜
美術もキャラも強かったのに…
(ヒロインの顔が怖すぎて逆にグッときた)
ちょっとわかりにくかったですよね。
単純な話なんだから、凝るのは撮影や音響だけで良かったと思います。
とにかくスピリチュアルなシーンが長くて…冗長!テンポが悪い!!
後半のリベンジパートは変な武器、血しぶき、凝った殺し方…と盛りだくさんでめっちゃ面白くなって、そうそうコレコレって思うのですが それでもハテナが沢山浮かぶ構成。
久しぶりに、私に編集させてくれー!って思う映画でしたw
80年代LSDムービーぽさとか、昔のカルト映画へのリスペクトはじゅうにぶんに感じられたし、本当に良いシーンが多くて…惜しい。
アートした結果わかりにくくなるならまだしも、ハナからわかりにくくするのがアートでは無いと思うの。
折角の印象的でノイジーなBGMも連発しすぎて緊迫感なくなるし。
あ〜〜〜〜、惜しい!
ニコケイの白ブリーフ姿は最高。
作品としてはともかく、好きなシーン多すぎて点が甘めです。
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