一度死んでみたのレビュー・感想・評価
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新しいコメディー映画
すっごく面白かったーデス!
コメディーを得意とした監督さんの作品を幾つか観てきましたが、今まで観たことがない新しいコメディー映画が誕生したような感じで、とても斬新な作り方に思いました。
とかく、原作があったり、何度も同じ監督さんの作品を観てくると先が読めたりもしましたが、この映画は完全にオリジナルで全く先が読めないし、ただただ面白いだけでなく、しっかりとあたたかいものが残っていました。
豪華共演者さんもしっかり傷跡を残すくらいに光っていましたし、吉沢亮さんの演技は秀逸だなぁと思いながら、広瀬すずちやんのラストレターからの振り幅たるや…、また堤真一さんの細やかな演技には脱帽でした。
今まで、いくつかコメディー映画を観てきましたが、私の中では1番面白かったです。
ただ1つ、叫んだり怒ったりするシーンが多いと、何を言ってるのか聞き取れなかったりするので、星4つにしました。すいません。
リリー・フランキーの演技をもっと見たかった…。
浜崎慎治監督は本作が長編初作品ということです。主人公、七瀬を演じた広瀬すずは、前作の主演作『ラストレター』とはかなり雰囲気の違った演技を披露しています。
製薬会社の社長である七瀬の父親の死を巡る騒動を主筋に、作中様々に仕込んだ伏線をきっちり回収していく丁寧さには心地良さすら感じました。浜崎監督は本作で、CM制作で培った手腕を見事に発揮しています。
一方で、葬儀の段取りを巡るやりとりなどでは、演出優先の無理筋が目に付き、少し醒めた感覚になりました。葬儀の段取りを巡る攻防において、登場人物の口から「いやこれ変でしょ」といったツッコミを入れるなどすれば、「ああ、これは演出として見せているんだ」と観客も理解し、安心して笑えるるのですが。コミカルな騒動としめやかな儀式が何の補足もなく同時進行してしまうと、この場面の現実味をどの程度受け止めたら良いのか、迷いが生じました。本作の狂言回しであるリリー・フランキーが、常に一歩引いたところにいて、小声で突っ込むだけ、という使い方も幾分もったいなかったです。
しかし彼も嶋田久作も、それぞれの役割でさすがの存在感を発揮していて、彼らに負けない演技の広瀬すずには改めて感心しました。
面白くていい話
楽しんで作ってる作品
「なつぞら」からの「一度死んでみた」は◎
思っていた以上に面白かった!!
CMディレクターが撮る初めての映画作品って、どうしても過去の色々な同様パターンの作品を思い返すとうーん、ってなる事が多いけどこれは当たりだった◎(CMディレクターが撮った映画でめちゃくちゃ良かったのは、昔から「サバイブスタイル5+」一択です)
父親が嫌いな主人公、製薬会社の社長である父親がある薬を飲んで「一度死んでしまう」ことから始まるドタバタコメディがベース。ひとつひとつを取ってみれば度肝を抜かれるくらいの衝撃とか面白さがあるわけじゃ無いんだけど、分かりやすいストーリーや面白さや、伏線の回収、ほろっと泣けるところも多々あり、笑って泣ける話が好きな私にとっては良い映画だな◎と思いました。
観た人は皆言ってるけどキャスティングがとにかく豪華、というか脇役が主役級の人達がゾロゾロ出てて、お〜!と小さく驚くことしばしば…。でもメインの広瀬すず・堤真一・吉沢亮の存在感とキャラクターと演技力とコメディアンコメディエンヌ力にかなり助けられてる映画だし、その人達のおかげで一味も二味もレベルアップさせられてました。吉沢亮は演技がやっぱ上手いし、声がとても良いし、あの声をうまく利用し役に合う喋り方をこなすのがまたたまらない…。広瀬すずは今回デスメタルバンドのボーカルをしていて、デスメタルの歌にハマってるかというとそうでもない気もしたけど、歌声が良くて…。アニメ映画の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」で声優やった時も劇中で松田聖子の瑠璃色の地球を歌っていたけれど、歌声が地声と同じで心地良いイノセントボイスなとこが凄く良い…聴いてるこちらは胸がぎゅっとなってジンとくる感じで。今回も良かったです◎
広瀬すず・吉沢亮の、クリスマスイブの夜の社食のシーン、エンドロール後のラストのシーン、良かった…!!!「なつぞら」を今年度の4〜9月に見て、年度末にこの映画を観て、なつぞらの時に消化出来なかったモヤモヤな想いを無事消化してくれました…◎良かったです笑。
意外と泣ける
テレビっぽい内容だけど、豪華さが映画!
KUSOオヤジの大復活劇
製薬会社社長が、研究が進んでいる若返りのクスリを目当てに合併を狙っている別会社の策略により、殺されそう(⁉)になる物語。
未だ反抗期を引きずるデスメタル女子大生が、清々しいまでのご都合主義な流れで「2日間だけ死ぬ」という何の役に立つのかわからない薬を飲んでしまった父親を救うべく奔走する。
とはいえこのあたりのご都合主義はコメディ映画ならではのものなので大歓迎(笑)‼
抱腹絶倒とまではいかなかったけど、ゴーストこと存在感劇薄の秘書君には何度も笑わされたし、広瀬すずの♪ですですですです♪はかなりクセになる感じで良かった。ホント、何度も聴きたくなる(笑)
また、コメディだけれど、個人的にはお笑い以上に脱出シーンや「じいさん」のくだり等々、思いのほかよく作りこまれた展開もあって感心してしまった。ホッコリするシーンも随所にあるし。
ただ、非常に残念だったのが、数席前の人がずっとスマホをいじっていて、画面の光が気になって映画に集中できず…笑いどころでも笑う気分になれず。。
だからぁ〇~ん~で~く~れ~(怒)!!
・・・は、冗談として、観賞マナーは本当に守ってほしいものです。
映画内容自体はとても面白かったので良かった。
笑い過ぎて泣いた笑
予想外な豪華なキャスト陣にはビックリ
意外に面白かったデス。
最初の方の展開があまり面白くなく「寝てしまうか?」と思っていたのだが話が進んで行くほどに面白く見る事ができました。「すいへーりーべ」なんて聞いたの何時以来だろなんて思ったり、死神(?)さんの「とんとんとんとん」でにやけて見たり…。(エンドロールで知ったんですがあの人ヒノさんだったんですね…。笑)一番驚いたのはすずさんのハイキック!?と皆さんも言っていましたが俳優さんの無駄遣い(笑)こんなとこでこの人使うんだとか…。前半で思ってた不安を見事吹き飛ばしてくれたデスね。後、作品には全然関係有りませんが上映前に自分のミスでトレーの食べ物をひっくり返してしまい迷惑をかけてしまいました。にもかかわらず新しい物を持って来てくれたスタッフさんに感激しました。コロナの影響でお客さんも少なく大変だとは思いますが頑張ってください。ありがとうございました。
結構笑えました。
ゼンジー北京❕生き返った❕と思いましたよ。 えっ、まだ死んでない?
製薬会社って仕事楽そうだし、就職蹴るなんて全く贅沢な話です。素人デスメタルバンドのボーカルで遊んでて、いいご身分ですよね。バイトする必要あるかと思ったけど、地獄激辛中華店の店長が「でんでん」でそれは大歓迎。
ゼンジー北京❕生き返った❕と思いましたよ。
えっ、まだ死んでない?
一度くらい死んでるんじゃない?
幽体離脱のふたごのコメディアン、 ザ・タッチ。出してあげればよかったのに。
米粒写経の大本営八俵出てた?
これは私のための映画だと最初のシュウマイ弁当のくだりで直感しました。実は私もシュウマイ弁当の食べる順番にこだわりがあります。まずは、角切りの竹の子煮からいただきます。これが旨い。ビールがあれば、ここでもう一口。紅白かまぼこに垂らす醤油の量には細心の注意を払います。かけ過ぎると隣の卵焼きに醤油が沁み過ぎてしまう。鮪の竜田揚げも辛くなってしまう。シュウマイに醤油をかける時にアンズに醤油がかかってしまうと、もう最悪です。ですから、アンズから頂くのは大正解。カラシを5個のシュウマイになるべき均等に出すのも、手元の操作の正確性が要求されます。列車の中で食べるときはおかずの方を手前にもってくるのは実に理にかなったお作法です。
実はあたしは以前メスシリンダーを一輪挿し(花瓶がわり)にしていました。三角フラスコもありましたが、醤油を入れて駒込ピペットで一滴ずつシュウマイに垂らしたりはしませんでしたけど。
堤真一は安定したいい役者で、前から好きです。
木村多江も ゆうパックのコマーシャルでコメディ進出した感がありますね。
隠し金庫付きの仏壇一つほしくなった。何容れようかなぁ。たぶんお金じゃない。
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広瀬すずより姉の広瀬アリス派なんですよ、実は。
水兵リーベ僕の船の歌詞はさだまさし風で、曲もGLAYのバラードみたいだったなあ。
デスメタルは面白かったデス。デス。デス。
大友康平はいるだけでよし。なに布袋(ぬのぶくろ)だったっけ?
宇宙飛行士の野口さんにはちょっとヒイた。ふっと現実に戻される。
これシリーズ化できないかな? 無理かな?
遺言は言葉でちゃんと伝えたい人に伝えなきゃとおもった。
不思議に心に残る傑作
澤本嘉光の脚本がとてもよくできている。妻夫木聡と北川景子が主演した映画「ジャッジ」の脚本もこの人で、同じようによくできていた。本作も伏線の出し方が上手く、最終的にすべての伏線をスマートに回収する。爽快で後味のいい作品だ。
主演した広瀬すずが素晴らしい。福山雅治主演の映画「ラストレター」のシリアスな少女もよかったが、本作品の主人公のような単細胞の女の子を演じて観客を笑わせることもできる。非常に感心した。日本のコメディエンヌは、誰もが知っている有名女優の中では綾瀬はるかが一番で、「翔んで埼玉」の二階堂ふみが二番手に浮上し、そして本作品によって広瀬すずも頭角を現してきたと思う。歌も上手いから、是非綾瀬はるかを超えてほしい。
豪華な脇役陣というのも変な言い方だが、妻夫木聡や古田新太、竹中直人、佐藤健など、有名俳優が端役で出演しているのもなんだか楽しい。
堤真一演じる野畑計社長のすっとぼけたキャラクターがストーリーの核となっていて、映画が現実から乖離しすぎることがない。冥土への案内役を演じたリリー・フランキーの飄々とした演技も秀逸。藤井さんの松田翔太がauのテレビCMにのキャラクターみたいにゆっくりしているところも面白い。
大人たちが真面目に馬鹿を演じる正統派のコメディで、愉快に鑑賞できるしいくつかの場面は不思議に心に残る。傑作である。
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