「圧倒的説得力」ゴッズ・オウン・カントリー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
圧倒的説得力
限られた時間、閉鎖された空間に男2人という設定は
とても説得力がある。
同じようなアングルと決して派手でないカメラワークが
代わり映えのない毎日と同じような日常を過ごしてる
んだなぁと理解出来て、
2人が結ばれる事がとても納得出来た。
主人公が初めは俯向いてて酒浸りだったのが、
良い恋愛をして人が変わったように仕事に打ち込み
家族に向き合う様に、
恋愛相手が異性であろうが同性であろうが、
良い恋愛をして男が上がるのは変わらないなと
思いました。
グッと来たのはおばあちゃんの涙だった。
あの世代が理解するのは人格とは別で、理解できない
事だと思うので、とても辛かったろうと思ってからの
主人公に髪を渡すシーンにグッと来た。
しかし、ゲイのカップルは
事が始まる前はどっちかが女の子みたいに可愛なったり
するのに、事が終わったらカッコいい二人組に
なったりして見てて飽きないな。
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