「風天」男はつらいよ お帰り 寅さん たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
風天
山田洋次は死んだと思っていた。
この10年、口を開けば昔は良かった昔は良かったと曰うばかり、時代錯誤の作品ばかりだ。
本作もそういうお話だ。
相も変わらず現代劇はつまらない。
だが、下らない理由の喧嘩や、ごちゃごちゃに絡まった人間関係の儚さを知っている方なら、この血の通いが伝わる筈だ。
世代の問題では無い。
ただ、核家族で育った方には伝わらないだろう。
そして、この様な映画はもう二度と無い。
だが、風に向かって呼ぶ名を知っている。
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