「圧巻。」華氏119 Jolandaさんの映画レビュー(感想・評価)
圧巻。
華氏911が画像不良でいつまで経ってもコンプできず、、(汗) こっちを先に観ました。
ムーア作品鑑賞は「ボウリングフォー~」以来、2作目。 映画として、またドキュメンタリーの精度としては(また作り方とかとしては)難癖をつけるべき点も全くない訳ではないのだろうなと(門外漢ながら)思う訳ですが、、 前々からムーアに好印象を抱いている身としては、もう――感激でした。
鑑賞の翌日、内容と感想を親の前で一時間ぐらいかけて喋り倒したのですが(笑) 要約して箇条書きにするとこんな感じです↓
・トランプのイヴァンカへの執着がキモい
・元ミシガン州知事のスナイダーがなぜ刑事罰に問われないのかが不思議
・ムーアかっこいい
・「教員のストライキ」が起こり得るっていうところは、やっぱすごい(日本は、、ねぇ、、)
・銃乱射事件後のエマ・ゴンザレスちゃん(←間違ってるかも)のスピーチが素晴らしい
・NRA(全米ライフル協会)とズブズブの議員に切り込む若者、熱狂する観衆、とにかく若者パワーがすごい。ノンポリの対極。超ポリティカル。 トランプへの公開質問でつまみ出された女性達がその後、相次いで議員に立候補する展開も胸熱。
・ヒトラーの演説にトランプの演説音声を当てた部分も面白い。
ムーアが公民の授業で見て、当時は嫌いだったという民主主義と専制君主制のなりたちを解説する映像も面白い。なかなかタメになると思う。
最後はやっぱりゴンザレスちゃんのスピーチでフィニッシュ。 元気を出す要素ってスポーツとかイヌねこ動画とかペットとかお笑いとか人によって色々ありますが、私の場合は「怒り」も大きいです。スナイダーの話を聞いてて「この…この人殺し野郎ー‼」と思ったら急に元気出てきた(不謹慎だし、別に元気なかった訳じゃないんだけど(笑))。アドレナリン出るのね。
スナイダー、ミシガン州フリントの話。アムネスティのオンライン署名をした記憶があるような無いような… にわかには信じがたい話だよな、、
「シッコ」もまだなんで、観ないと。ムーアのような人のお陰で不精者の私も色々知れるし、刺激を受けるし、ほんと大好きです。