劇場公開日 2019年7月5日

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「人生を前進させるヒントをくれた作品」いちごの唄 梶清智志さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5人生を前進させるヒントをくれた作品

2024年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

僕は学生の頃からずっと銀杏BOYZ峯田くんが大好きで、峯田くんの曲を聞き、出演している映画を見て、本を読み、影響を受けてきました。
FM802で働いている時も、いろんなフェスで見てきました。
いつも等身大で、周りがどうとか関係なく、全力で自分を表現し続けている不器用で不恰好な姿にかっこよさを覚えていました。
そして今回の映画「いちごの唄」
映画のテーマ的には、青春、恋!
確かに甘酸っぱくて、青春を思い出させてくれる、良い映画でしたが、僕はそれ以上にこの映画では惹きつけられることがありました。
それは何かというと、
人生前に進むには、過去を許し、癒し、解消し、手放していくということです。
あまり詳しい内容書きすぎるとネタバレになるので書きませんが、
人生で新しいステージに行くとき、人生で新しいパートナーを作るとき、新しい仕事をするとき、など新しいものを受け入れていこうと思ったら、どれだけ過去を許していけるか。
許せてない過去が多ければ多いほど、罪悪感を感じ、自分が犠牲になったり、無価値観を感じたりする。
これでは前には進めない!
だから過去を許して、癒して、解消して、手放していく。
本当にいろんなことを気づかしてくれた映画でした。

梶清智志

梶清智志