「みんな幸せになって欲しいな」いちごの唄 chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)
みんな幸せになって欲しいな
名も知れずひっそりと、不器用だけど生きている、そんな人にも様々な記憶があって、自分の人生とどこかリンクしているような気持ちでした 石橋静河さんの演技につきます 「夜空はいつでも」も「きみの鳥」も、他の演者以上に存在感がありましたが、本作もただコウタのとりとめのない話に、うなづく、笑うだけであっても伝わるものがありました 児童養護施設や出自の話になると、自分ではどうすることもできない問題ですが、親がつけた名前と施設(または児相)のつけた名前の違いの話は、真実のことなのか、フィクションか気になります 昨年「志乃ちゃん」で新人賞にノミネートされていた蒔田彩珠さん、静かで穏やかな少女役でしたが、もっと活躍して欲しいですね (7月11日 なんばパークスシネマにて鑑賞)
コメントする