劇場公開日 2018年11月30日

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マダムのおかしな晩餐会のレビュー・感想・評価

全38件中、21~38件目を表示

4.5結末の解釈

2018年12月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

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bloodtrail

3.5人生の豊かさは金では買えない

2018年12月26日
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最後にちょっとホロッとする素敵なお話だった

パリで暮らすアメリカ人のマダム(トニ・コレット)は、自宅にセレブを招いて晩餐会をするが、招待客が13人であることに気付くと、それでは縁起が悪いと、急遽一人分追加することに

マダムは、使用人のマリアにその追加した席に座るように命じ、マリアはその命令に従う
すると、マリアは招待客の一人と恋に落ちてしまい…

ホラー映画「 #ヘレディタリー継承 」で、超絶恐ろしい顔芸を披露したトニ・コレットが、ここでは、超絶いけ好かないセレブを演じている

そんなセレブを観ていて思い浮かべたのは、今、ワイドショーで話題の「南青山のなんちゃってセレブ」の人たちのことだった

トニ・コレット演じるマダムも、南青山のなんちゃってセレブも「自分たちは特別な人間だ」と思い、収入が低い人たちを自分たちよりも下に見ている

しかし、本当に貧しいのはどちらなのだろうか

豪邸や高価な美術品に囲まれて暮らしていても、
幸せそうな人たちのことを妬んだり、足を引っ張ったりしている生活が本当に幸せなのだろうか

人生の豊かさは、ブランドや美術品や家の大きさで決まるものではなく、どれだけ人間らしい生活をしているのかにかかっている

本当に親身になってくれる友人がどれだけいて、心の底から愛してくれる人がいるか

使用人仲間たちや、子供たちから愛されているマリアを観てそう思った

同じ人生を生きるなら、誰かを妬む人生よりも、誰かを愛する人生を送りたい

それこそが、豊かな人生だと思った

南青山のセレブの人たちに、是非観て欲しい映画だと思った
(観ても何も感じないかもしれないけどね)

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とえ

3.5階級に縛られるマダムとメイドの物語

2018年12月24日
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予告編の軽やかな印象とは違いつシリアスなドラマだった。重いと言っていいと思う。

女として満たされてはいないマダムと晩餐会を機にロマンスが生まれたメイドとの間にある階級の壁が軸となるが、登場人物のすべてが身勝手で、幸せから遠く離れているようで、なんだか切なくなる。

エンディングをどうとらえるかは観る者に委ねられる。私は新たな出発にエールを贈りたい。

「ヘレディタリー 継承」のトニ・コレットが今作では身勝手なマダムを好演した。彼女、脂がのってます。

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エロくそチキン

3.0ラストが予想外でした!

2018年12月14日
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終了したとき少し驚きました。
予告を頭に入れていたので…
でも楽しい作品でした。

今日からTOHOシネマズ1ヶ月無料チケット利用です。

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かん

3.5笑った〜🤣💦

2018年12月14日
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笑える

楽しい

知的

予告を観て、面白そうなので観に来ました!
テンポが良くほぼ始まって30分くらいで予告までの展開に到達。
それ以降の展開を楽しみにしていたのですが…
ちょっとペースダウンし、前半以上の展開にはならず常識内のエンデング。
欲を言うとラストに向けもう少し、盛り上がるひねりが欲しかった。
ブラックな笑いが多く、笑い的にはツボでした!

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HIROKICHI

4.0マリアの微苦笑の意味

2018年12月9日
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グレシャムの法則

2.5あとからジワジワと来る男女差別感

2018年12月8日
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観終わったら、え?これで、終わり?
そのあと男女差別を、ジワジワと感じる内容でした。
お金持ちだけど、本当の愛を得られなかったマダムの悲劇。そして、昔の女が、誰だってハッピーエンドが好きって言っていたと、古物商の男。もう過去になっている。
新しい人生へ歩み出すメイド。
でも、新たな人生へ歩み出すことはないマダム。

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ケイト

3.5『人間は、ハッピーエンディングが好き』

2018年12月8日
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泣ける

笑える

難しい

アメリカからパリに引っ越してきた夫婦が催したディナーに、人数合わせで急遽参加する事になったメイドが引き起こす騒動を描いたコメディ映画。

なるほど。フランス映画の魅力に“皮肉”があるような気がしますが、この作品は、控えめ?紳士から気に入られてしまって、求愛されてしまうと言う所は皮肉な部分なのかなぁ。しかし、その愛が、メイドの身分を誤解したところから始まる打算であるように見えますが、付き合いを進めるうちに・・・?結末は、明示されていませんが『人間は、ハッピーエンディングが好き』と言う言葉から暗示されるような結末なのでしょうかね。

フランス映画ですが、セリフの殆どは英語です。登場人物の殆どが、アメリカ人、イギリス人と言う事もあるのだと思います。

邦題が『マダムのおかしな晩餐会』ですが、これは邦題あるある認定です。晩餐会はきっかけに過ぎず、主題じゃ無いんですよねぇこのタイトルだと、物語が晩餐会で終わるような印象を与えてしまいます。原題は『Madame』。これが正当なタイトルですね。まさしく“マダム”を描いた作品ですので。

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勝手な評論家

2.5最後

2018年12月8日
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最後がハッキリさせてるような、してないような、分かりづらい表情とアングル。

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あふ

3.0ハッピーな結末になるのかな。

2018年12月5日
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上流階級の奥様たちとメイドな女性たちのドタバタ感がもっとあったら良かったのになー。デァナーの展開は笑えたけどあとはちょっとせつなかった。
予告の見せ方とストーリーのニュアンスの差を感じでしまってちょっと残念。

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peanuts

3.5ブスよね?

2018年12月5日
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周りから見て恵まれているセレブでも人が幸せになるのも恋をして綺麗になるのも許せない。私の周りにはセレブがいないので良く分からないけれど、感じ悪い人ばかりじゃないですか⁉︎「ブスよね?」って、中学生じゃないんだからさあ。

メイドで移民のマリアを見下しつつ、自分はリベラルと言ってしまうアンは、エリートへの嫌味なのかと思ってしまいました。ファッションもオシャレだしフィルムもポップなので、気が滅入ってしまう冬でも元気になれる作品です。

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ミカ

3.0キャスティングで観る作品を決める人間の感想…

2018年12月5日
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(当たり前だが)一緒に歳を食ってる訳だし… 歳の事を言うのは失礼だと思うが,(レザボア・ドッグスやらスモーク等の)ハーベイ・カイテルはもう79,トニ・コレットは46ですごい歳の差のカップル?
で日本人には無い?『13』という数に拘る所の趣旨設定と,最終的にトニ・コレットの怪しい告げ口に寄って,破綻しちゃったのか?私自身の理解力が足りなかったのか?一寸分からんエンディングが、もどかしかったなぁ〜( ゚д゚) それが趣旨でマンマと引っ掛かっちゃったのかなぁ〜( ͡° ͜ʖ ͡°)

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サクちゃん

3.5軽くて楽しいラブコメディ

2018年12月5日
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笑える

楽しい

幸せ

気楽に楽しめます。

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こばりん

3.0ふんだんに棘を添えたおとぎ話

2018年12月5日
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KinA

3.0☆☆☆★★ 13は西洋社会にとって不吉な数字。 13を嫌ったマダム...

2018年12月3日
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☆☆☆★★

13は西洋社会にとって不吉な数字。
13を嫌ったマダムの思い付きから、マリアは14番目の招待客として扱われる。

ハーベイ・カイテルとトニ・コレットの夫婦。
この夫婦は仮面夫婦でも有る。
この2人が売ろうとしている絵画は、最後の晩餐の様だ。
マリアや最後の晩餐等。作品の奥底には、どうやら宗教色を意識しているのかも知れない。

仮面夫婦の2人と相反するかの様に、マリアとディビットの2人は恋愛関係へと発展する事から。この2組は対象的なカップルとして描いている様には見えたのだけれど…。

映画が進むに連れて。その様な宗教色・対象的な2組のカップルの描き方も、少しずつ袋小路に入り込んでしまった…かの様に見えてしまい。段々と興味を失って行ってしまったのは残念でした。
前半の食卓でのマリアの玉ねぎ話は笑ったし。マリアとディビットのカップルが食事をしているところを、車で覗き込むところ等は面白く見ていたのですけど…。
(この場面、『ローマの休日』の様な騒動になるのか?…と。一瞬だけ期待してしまった)

2018年12月2日 TOHOシネマズ/シャンテシネ1

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松井の天井直撃ホームラン

4.0いいバランス

2018年12月1日
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168本目。
映画の日。
1000円で観られるのは嬉しいけど、その分混雑するのも覚悟しなきゃいけない、嬉しいような、面倒臭いような日。
観たいけど混みそうな作品は避け、ある程度空いてそうな作品をチョイスする訳で。
トニ・コレットはユナイテッドステイツ・オブ・タラ、ホステージの印象が強いからTVの人って印象が強かったけど、最近じゃ映画でしか観ないなぁって。
で何?と言われれば特になんもないんどけど。
で感想はと言うと何か起きそうな予感を感じさせる。
やり過ぎちゃうとコメディ色が強くなってしまうんだろうけど、いい所で抑えてて絶妙。
女性監督ってのもあるのかな?

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ひで

3.5素敵な恋!

2018年11月26日
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笑える

楽しい

幸せ

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キット

4.5何歳になっても女性は恋したい!

2018年11月22日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

メイドが恋したっていいじゃない!
恋に身分や階級なんて関係ない、相手を本当に愛しているかどうかが重要。

そんな言葉を送りたくなる映画。
もっとブラックコメディな映画なのかと思いきや、思ったよりラブリーな内容…(^^)
女性の心をくすぐる、ステキな作品でした。

これは、とある晩餐会で起こった偶然の奇跡の物語。
10年以上ご主人のメイドとして雇われてきた女性が、自宅の晩餐会の人数合わせとして出席することになるのです。
「余計なことを喋らないで、大人しくしていて」。
そうきつく言われていたのに、調子の良いメイドは下ネタ満載のジョークを連発し、晩餐会の主役に…。
しかも、隣に座っていた男性から愛の告白まで受けてしまうという。

まるでシンデレラストーリー…。
12時の鐘とともに、メイドが自分の部屋に帰っていくのもなんだかロマンチックでした。

でも、ご主人はカンカン!
彼女の恋に気がつき、嫉妬の炎を燃やしながらガミガミと怒りまくります。
本当は、ただ羨ましいだけなのに、その気持ちをひた隠して、嫌味な態度を取り続ける…。
自分は誰よりも美しくて、好かれていると思い込んでいた主人に起こる劣等感。
並々ならぬ屈辱でしょう。

でもでも、恋してしまった乙女心はもう止められない!
ご主人の怒りなんてなんのその、今ある恋に情熱を燃やすメイドの姿がなんだかとっても可愛らしかったです(笑)

恋に年齢も、容姿も、身分も関係ない!
恋をした女は何歳になっても、少女のように純粋な心を秘めているのです!

こうして、どんどん燃え上がっていく彼女の気持ち。
この先はどうなるのか、最後の最後まで恋の行方が読めないのがもどかしくも、ドキドキさせられました。
やっぱり、他人の恋愛を観るのって楽しくなっちゃいますね(笑)

最後に…。
この恋を焚きつけた、義理の息子が憎たらしく感じつつも、嫌いにはなれないのが悔しい…!
まさにプレイボーイ(笑)
最終的に、ご主人とメイドの信頼関係をボロボロにさせた、彼の存在が一番厄介だと感じるラストでした。

恋は盲目。
周りが見えなくなった大人って、凄く哀れに見えてしまいます。

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ガーコ