「【トニ・コレット、ハーベイ・カイテルが夫婦を演じる盤石な布陣の中、彼らのスペイン人メイドが新たな人生を切り開いていく姿を可笑しみを含ませて描いた佳品】」マダムのおかしな晩餐会 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【トニ・コレット、ハーベイ・カイテルが夫婦を演じる盤石な布陣の中、彼らのスペイン人メイドが新たな人生を切り開いていく姿を可笑しみを含ませて描いた佳品】
ー オスカー女優トニ・コレット、名優ハーベイ・カイテル相手に一歩も引かずに演じた、一度見たら忘れられない風貌の(見事な鷲鼻)ロッシ・デ・パルマ演じるイタリア人メイド、マリアが新たな人生を踏み出す過程を軽やかに可笑しみを塗して描いた作品。ー
・当初、主役かと思っていたコレット、カイテル夫妻がいつの間にか脇役になっていく。
・あるきっかけで、彼らのメイドがディナーの席に同席するところから物語は動き出す。
・おどおどしていたイタリア人メイド、マリアを演じるロッシ・デ・パルマがお酒の勢いも後押しし、生き生きと宴席で存在感を発揮し、ディナーの主役になってしまい、彼女の魅力に惹かれた富豪がある行為に出る・・・。
<このように軽やかな、観終わった後、爽やかな気分になるコメディを創ることに関しては、フランスは一流だなあ、と改めて思った作品。>
<2018年12月28日 劇場にて鑑賞>
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