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映画レビュー
凄い人なのだろうが…
地味でそれほど緊迫感が伝わって来なかった。オオカミ少年をモチーフに圧倒的優位だったイスラエルを出し抜き、シリア・エジプトが奇襲攻撃をしたことにより、戦局を変え、結果的に戦争終結をもたらしたエジプト政府高官の実話。奇襲攻撃をしたことで死者が全く出なかった訳ではない。しかし、そうでなければ再びイスラエルが優位となり、停戦交渉の席には座らなかったろう。愛人の話は本当にあったことなのか、どこまでかわからないが、これも出し抜くためなら、可哀想。
具体的な描写が全然足りない!!
1973年のエジプト。イスラエルから領土を取り戻す為にアラブ諸国は連携しようという出だしですが、機密情報をモサドに流し続ける、前大統領の義理の息子の話です。スパイものというのは物は言いようで、モサドから何か持ち帰る訳では無い為、ただのモブ情報提供者になっています。流血を防ぐ為とか言っていますが、具体的な描写も全然足りず、全く共感できません。奥さん以外の美女とボンド気取りでヤるという、やる事だけはやっています。緊張感や盛り上がりもイマイチで、いつのまにか話が進んでいる雰囲気映画です。実在の人物なのに、この内容ではただの売国奴で、たまたま平和になって良かった的な印象になってしまい薄っぺらいです。しまいには友好のかけ橋とされてしまい、イスラエルの顔をうかがって作ったというだけの映画だと思います。