「田舎という狭い世界が生み出す苦しみ」楽園(2019) まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
田舎という狭い世界が生み出す苦しみ
小さな田舎の村で起きる事件を巡る、なんとも後味の悪い作品。(悪い意味ではないです)
村というもの凄く狭い世界で、ごく少数の限られた人間関係の中でしか生きられない人間にとって、疑われたり嫌われたりするのは人生の終わりを意味する。いい大人が何故こんな幼稚なことを・・・と思いますが、刺激のない田舎の村暮らしにはイジメのような行動が娯楽になってしまったりするのかも。
ミステリー的な要素は少なく、3人の主要人物の行動や真意に向き合うヒューマンドラマでした。
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