「悪くはない、が…」マイル22 MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはない、が…
この監督とウォルバーグのコンビ作は全て観ているが、全てこんな感じだ。
どれもリアリティを重視するあまりクライマックスの盛り上がりを外す作り。
映画なんだからそこは嘘でも盛り上げようよ。お腹いっぱいにして劇場を後にさせてくれよと思うが、どうでしょう?
今作は完全なフィクションなんで、これでもかと盛り上げてもよかったと思うが、また外すんだよねえ。癖になってんのかな?
「16ブロック」や「SWAT」なんかと同じ設定で、日本でもあ~、あれだ藤原竜也が出てるタイトルも思い出せない産廃映画。
よってあとは如何に演出で盛り上げるかで、イコさんやロンダ·ラウジーなんかを使ってるんだが、イコさんはともかくロンダ·ラウジーは全くの無駄遣いで、何故キャスティングしたのかすら謎だ。やはり、外すのが癖になってるのか?それがイカスとでも思ってるのか?
せっかくのイコさんも近年のハリウッド作品の流行りに乗せて、コチャコチャとカット割るもんだから折角のアクションが魅力半減。これじゃイカンでしょう。
自身のアクションシーンはイコさん本人が演出したらしく、そこだけインドネシア映画か?って位の残酷アクション観せてくれてるのにねえ。
ウォルバーグも銃ぶっ放すばかりでなく、「ビックヒット」(私は大好きです。笑)の頃を思い出して、イコさんに負けじとアクションやって欲しかったなあ。
けどウォルバーグのキャラは良かったし、ラストの大ドンデンも自分としては良かったんで、星半分おまけ。
あんまりヒットしなかったようだけど、続編が有るなら自分は観ますよ。
MAKOさん、ご無沙汰しております、きびなごです。
コメントありがとうございました!
『恐怖の報酬』リメイク版、良かったですねえ
(既にこっそり共感票入れさせてもらってます)。
MAKOさんはVHSで本作を観られてたんですね。
僕はオリジナル版は観たけどリメイク版の存在を
知らなかったので、本当に真逆ですね(笑)。
どちらにしても、後半のトラック地獄行脚の
怖いこと凄いこと! 実写であれをやる狂気。
『MILE 22』もアクションは良かったんですが、
急にトーンダウンして終了しちゃうし、物語も
「別にそんな面倒な話にしても……」という感じでちょいイマイチ。
なんだかんだ続編出たら観ると思いますが。
また長くなってきたのでこの辺りで……。
来月は佐藤信介監督の『キングダム』も公開。
もうMAKOさんが観ること前提で書きますが、
レビュー楽しみにしておりますよ。それでは!