「金の切れ目が縁の切れ目」ビリオネア・ボーイズ・クラブ takaさんの映画レビュー(感想・評価)
金の切れ目が縁の切れ目
実話ベースで80年のロスで起こった事件。
富裕層に入りたい証券マンのジョーは同級生だった
ディーンの顔を効かせて金持ちとの繋がりを得る。
幾人かのメンバーでBBCを結成し順風満帆に
ビジネスが展開していくが…
投資といえば近年は同じく実話ベースの
「ウルフオブウォールストリート」や
「マネーショート」などありましたが、
そちらと比較するとすこし劣る。
主役のアンセル演じるジョーが成り上がっても
基本的には良い人なので、堕ちていく様が
ただ不憫なだけのような気持ちになった。
人を信頼しすぎるとツケが来るという典型。
後半は火消しするほど、火が燃え上がる泥沼状態。
幕の締め方もスッキリとは言えないもどかしさがあった。
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