劇場公開日 2018年11月9日

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「ストレートなギャグが良し」ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲 サブレさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ストレートなギャグが良し

2018年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

クスリと笑えるギャグを散りばめて、あの男がみたびスクリーンに登場!なジョニーイングリッシュの三作目。今回もたっぷり笑わせてもらいました。といっても、苦しくなるほど大笑いしたり涙を流して爆笑したりではなくて、コロコロコミックのギャグ漫画に載っていそうなしょうもない、そして”お約束”なギャグが多め。だからこそ、安心して見ていられる。

ストーリーはごくごく平凡なスパイもの。イギリスの情報機器類がすべてハッキングを受けて乗っ取られてしまった。犯人を探るためにジョニーイングリッシュを含めた引退エージェント4人が集められる。
この4人からジョニーをピックアップするための(脚本的な)手段がまず良い。丁寧な前振りに始まり、とぼけたローワン・アトキンソンの演技で惹きつけ、ほどよい溜めにオチがついてくる。高級だったり奇をてらったりしない、実家のような温かみのあるギャグ。これが90分続くのだから期待しかないでしょう!
そして肝心のスパイパートも、ギャグにしんなりとなじんでいる。まあ、ギャグパートで一生懸命ご都合主義展開を出せばなじむのは当たり前っちゃ当たり前。でも、こういうのを観たかった。

ガチガチのコメディ映画を観たい人にはちょっと向いてないように思える。しかし、しょうもないギャグが好きな人にはオススメ。そこそこ笑って楽しんでいただきたい!

サブレ